恣翁さん
のうた一覧
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足下に 打ち上げられし 残骸の 磯臭さのみ 鼻突けるかは
平成二十三年四月二十二日
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海はただ 打ち寄せられし 牡蠣棚の 向かふに青く 煙りたるのみ
平成二十三年四月四日
26
合掌
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息災な 故人の母堂に 在りし日の 母の姿が 重なりて見ゆ
平成二十二年十一月十七日
23
おばちゃん、いつまでもお元気で...
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月明に 雪と見紛ふ 蕎麥の花 朧に浮かぶ 父母の面影
平成二十二年八月二十八日
36
白居易40歳、母が亡くなり喪に...
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門に出でて 霜枯れの野を 眺むれば 虫切切と 月冴え渡る
平成二十二年八月二十八日
24
白居易は詩ができあがると、文字...
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虫の音に 径往く人の 無きぞ悟る 蕎麥咲く里の 深き宵闇
平成二十二年八月二十八日
32
霜草 蒼蒼 虫 切切 村南 村...
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天豆の 塩茹で噛んで かあちゃんの 割烹着姿 思い出したよ
平成二十二年七月三十日
24
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靜かなる 緑の池畔の 浮島に 墓標のやうな 眞白き枯木
平成二十二年七月六日
33
中学生の頃、父に連れて行っても...
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産めぬとぞ 受容せらるる 哀しみは 産まれて亡くす 斷腸と似る
平成二十二年五月四日
29
どちらの立場も、安易な同情を拒...
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繰り返し 浸蝕せらるる 砂の城 亡母は記憶を 千々に毀てり
平成二十二年五月二日
18
単身赴任のため、投票には参加で...
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白帝の 城下流るる 川面には 樹々の緑や 濃く映じたる
平成二十二年五月二日
22
白帝城は、愛知県の国宝犬山城の...
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父母が暮らし 我生まれたる 地の春は 變はらぬ樹々の 盛りなりけり
平成二十二年五月二日
30
四年前に父が亡くなって、誰もい...
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父母も 眺め遣るべし 京の町 春霞立つ 墓參りかな
平成二十二年四月三十日
29
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鳴滝の 父母眠りたる 菩提寺を 訪ね來たれば 花散り果てぬ
平成二十二年四月三十日
29
鳴滝:京都市右京区の東に御室、...
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空低き 丘の冷氣に 立ちつくす 滅びの豫感が 結晶せし瞬間
平成二十二年二月十三日
12
ワイエスはアメリカの現代画家の...
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いつからか 本を讀むのに 亡父のごと 眼鏡上げたる 我や老ひにし
平成二十二年二月十二日
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眼鏡上げ ひれを手に取り 醉ひし眼で 仔細に看入りし 老父は在さず
平成二十二年二月十一日
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