恣翁さん
のうた一覧
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蓮のみ 馴染みの主を慰めむと 毎年一度花開くらし
平成二十七年八月十六日
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梁間の巣燕 幾曽か来る 竈下の...
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インク壷の底思はする青黒き闇は 総身の毛穴ゆ沁みぬ
平成二十七年八月十四日
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暁天の藍に染まりて 欄に懸かる羽衣 朝顔の咲く
平成二十七年八月十日
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銀漢 初めて移り 漏残せむと欲す...
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ギザギザの 鼠の齧り 残しつるチーズのごとき片割れの月
平成二十七年八月九日
18
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草の上を足で払へば 月光の雫 辺りに飛び散れるかな
平成二十七年八月二日
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生命のひと夏限りの狂躁を 大地の亀裂に沁み込ませけり
平成二十七年七月二十八日
17
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葉を渡る風 息絶えて 太陽は 真昼の憂鬱深めたるかな
平成二十七年七月二十六日
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蝉の声 焦げつくごとく 繰り返し 湧き起こりては 消えてゆくなり
平成二十七年七月二十五日
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幾度も 扇子のごとき漣の 渚に光り 押し寄せたりけり
平成二十七年七月二十四日
17
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幾条の 水平線に並ぶ雲 蒼鉛に染む堤のごとし
平成二十七年七月二十二日
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しんしんと 重力のみの支配せし闇 脈づきて 水平線見ゆ
平成二十七年七月二十一日
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朝の間の鎮守の森に 大波の打ち寄せぬがに 蝉の音響く
平成二十七年七月十九日
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心地好き 海岸通りの潮風は コパカバーナの秋を吹くかな
平成二十七年七月九日
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座して待つ月読み低く 黒雲の腕に懸かる黄の髑髏
平成二十七年七月五日
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金曜の帰宅時に見た月を詠みまし...
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西の方 獅子座の頭下げ初めて 北東に上る白鳥座かな
平成二十七年六月三十日
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狭霧烟るテムズに対し 公園の濃緑望む チェイン・ウォークに
平成二十七年六月二十九日
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アンタレス 鋭く紅く輝きて 地平に近く はや移りけり
平成二十七年六月二十五日
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昏々と眠り長くがに 立ち籠むる ミルクのごとき北の海霧
平成二十七年六月二十二日
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稲妻の閃き 轟く遠雷は鈍く 物憂き繰言のごとし
平成二十七年六月十八日
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青苔と土の匂ひに囲まれて 深山のごとく院仄暗し
平成二十七年六月十五日
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