恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:結婚 並び替え:新着順)
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疲れ止みを 黙して 一本付けし妻に謝して 呑みたり 額叩きつつ
平成二十八年十月二十一日
25
疲れ止み:晩酌のこと
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嫁入りのもり木 生涯 仕舞ひ置き 己が火葬の薪に為きなり
平成二十八年十月二十日
17
もり木:背負子に取り付けられた...
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衣の上に落ちし月影 封じ込め 夢に託して 君に届けむ
平成二十八年九月十六日
17
一年の小別 京華に住み 何れの...
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読み返す 妻の便りの短くて 「早く帰れ」と 書かれたるのみ
平成二十八年六月十三日
31
江水 三千里 家書 十五行 ...
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貞淑と信ぜし妻の柩より 知らぬ男の体臭しけり
平成二十七年九月二十五日
13
妻を納めた柩の中から マザマザと...
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死してなほ 馴染みし俺の体臭を 妻は柩ゆ醸し出しけり
平成二十七年九月二十四日
15
妻を納めた柩の中から マザマザと...
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吾を詰り 唾をごくりと嚥みし後 冷めし紅茶を 君啜り終ふ
平成二十七年六月十一日
18
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山川の征野と化すに 後生なり 君言ふなかれ 一旗揚げむと
平成二十七年三月十九日
19
沢国の江山 戦図に入る 生民 ...
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美しき結婚のため舞ひ上がる ウェヌスのごとき薄翅蜉蝣
平成二十六年六月二十四日
17
次男(米国在住)の結婚式に出席...
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張り詰めし薄ら氷すらも融けぬるを 如何でか 妻の当て擦るらむ
平成二十六年三月十二日
19
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背き合ひ 寝屋の静寂に響きたる雨音ばかり 二人して聴く
平成二十六年三月三日
43
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君が地の雪 花積むに似たるべし 白粉舞ふがに 我が梅散れば
平成二十六年一月二十二日
26
梅嶺 花 初めて発くも 天山 ...
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今こそと はやる思ひは止め処無く 狂ほしきまで精を放ちつ
平成二十五年八月二十九日
22
老人の妄想短歌(其の五)です。...
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新妻は 身を硬くして震へけり 翼の失せし天使の如く
平成二十五年八月二十二日
18
老人の妄想短歌(其の四)です。...
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薄絹の帳の中で 風に舞ふ花片嘲る 独り寝の吾を
平成二十五年四月十一日
28
白馬金羈 遼海の東 羅帷繍被 ...
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歳月を忘れ 田舎に暮らしつつ 君言ふ莫かれ 不便だなどと
平成二十五年一月十七日
21
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帰らむと言へるを 歳の此処に暮れ 老漢何時か 君に添はれむ
平成二十四年十二月三十一日
18
朝々整駕趁星光 細想吾生有底忙...
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凍ゆれど 夙に駅使の発つべきを 夜なべし 君がセーター編まむ
平成二十四年十二月三十日
18
明朝 駅使発す 一夜にして 征...
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誰が飾る 両朶の芙蓉の似たりけり 華燭の宴の新郎新婦に
平成二十四年十一月二十三日
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今夜 瑤台宴を張り来たる 高砂...
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木枯らしに 解れし髪を掻き上げて 伏し目の吾娘は 何を笑まうか
平成二十四年十一月二十一日
33
次男が結婚することとなり、嫁と...
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