恣翁さん
のうた一覧
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病的に黄の月 吊るす蛇口より 堪らぬ咽喉の渇き癒せり
平成二十七年九月七日
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州橋を貫く路に 解放の還るを のべつ忍び待ちけむ
平成二十七年十月一日
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州橋の南北 是れ天街 父老 年...
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児の父の袖を離さで 唖女 赤ん坊こそ 口ゆ産むなれ
平成二十七年十一月三日
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唖の女が 口から赤ん坊生んだゲナ...
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左腕を上げて 時計に目を遣れば 十時を少し回りたりけり
平成二十七年十一月十三日
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溝溜めの底に あの夜の寒さこそ 捨てつる出刃と残りたるらめ
平成二十七年十二月九日
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投げこんだ出刃と一所に あの寒さ...
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木立ち深く 宵月の影を 香魚こそ 挿頭のごとく走りたりけれ
平成二十八年六月一日
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唯々として 元に仕ふる吾に 岳飛 草生す墓ゆ 如何にか告ぐらむ
平成二十八年八月七日
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鄂王の墳上 草離々たり 秋日荒...
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滾つ音にほたえて 廂くねりながら 根刮ぎ流れて 直し超えけり
平成二十九年八月七日
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大納言公任、北九州豪雨災害のニ...
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蒼き眼の蜾蠃の描く放物線 寂しき未来に続きたるかも
平成三十年四月四日
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夕暮れの通りに 師走の売り切りの声は 寒さを呼び覚ますらむ
平成三十年十二月二十七日
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三味線の爪弾き途切れ 誘ふがに 芸妓の肌 夜風に火照る
令和元年九月九日
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苔の上に 静かな風の声響き 木洩れ日揺らせ 光らしむめり
令和元年九月十五日
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栗の花の匂ひに噎せよ 吾妹子よ 今宵し 月の障りなれこそ
令和元年九月十七日
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臥せりたる枕元まで 射し込める 晩夏の夕陽 恨めしきかな
令和元年九月十九日
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原因不明の低血圧症状に悩まされ...
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ちろちろと 火影怪しく揺らぎつつ 闇にし 綾を織り出だしけり
令和元年十月二十四日
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片時の 仮寝の夢にしありけるを 如何で憾まむ 心変はりと
令和元年十一月二十六日
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東西に 覇橋を渡り 行く人を 送る柳の 雨に濡てり
令和二年三月八日
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長楽坡前 雨 塵に似たり 少陵...
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渦巻ける煙に すっかり 心しを奪はれたりがに パイプ燻らす
令和二年四月十六日
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暇に飽かせて、コナン・ドイルの...
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蛇の鱗のごとく 常葉すら 湿気の重みに堪へずて震ふ
令和二年六月十一日
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絢爛と咲く紅薔薇よ 年経れば バタ臭さ やや鼻につくかも
令和二年九月二十一日
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若い頃は、身構えるほどゴージャ...
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