恣翁さん
のうた一覧
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忙しげな 師走の町の足音を 遠く聞きたる 冬至の湯かな
令和元年十二月二十二日
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逢ふことを拒まむずがに隙間なく 天地を 雨は閉じ込めつらむ
令和二年一月二十三日
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どぶ川に 物憂く繋ぐ 日に焼けし舟 どんよりと幻燈のごとし
令和二年四月三十日
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舌先に嬲る黒文字 噛み切って 女だてらに ぷいと吹きてき
令和二年九月一日
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秋の陽の 背に温きを 木枯らしぞ 帽子の鍔の下にさへ吹く
令和二年十月二十五日
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昨日の散歩の一コマを詠みました...
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やせ行くも 届かざりけり なかなかに おほはらまでの途遠ければ
令和三年一月二十六日
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烏頭にし 梅の花弁の付くごとく 春雪積まな 家を思ふに
令和三年三月五日
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城に盈ち 郭に溢るるは 幾ばくの...
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馬乗りに 椅子に跨がり 往来を 暇に飽かせて見下ろせるかな
令和三年五月十六日
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白樺の葉は 風を受け 髪のごと乱れ 互ひに囁き合へり
令和三年六月十五日
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遠雷と告げられ 顔を見合はする夫婦の 老いて聾しぬるかも
令和三年六月十七日
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虫ピンに展翅せらるがに 大きなる蛾の 街灯に ひとつ止まれり
令和三年七月四日
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輪を描き 頭上を舞へるコンドルの眼に 俺達や 如何に映るらむ
令和三年八月十七日
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石像と凝りぬる女の影落ちて 闇にし紛れ 閉ざされにけむ
令和三年八月二十五日
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夜更くるを蒸せば 蚊を追ふ団扇にて風を入るるも 寝返りを打つ
令和三年八月二十九日
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茂りたる 池一面の蓮葉を 柳の糸の狭間に眺む
令和三年八月三十一日
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読み返している鴎外全集から、東...
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ヴェランダの軒をし越えて 屋根の上に伸びぬる影ぞ 秋を告げける
令和三年九月十二日
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秋の日は 毛氈に咲く花がらに 刹那の生命を与へたるかも
令和三年九月十六日
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仕舞ひたる卓にや 去るを惜しむがに 鱗のやうな灰留まれる
令和三年十月十日
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条幅を飾りたる間に 花魁の吹かす煙管の雲居いざよふ
令和三年十一月九日
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暁の川の浅瀬に 月の女児は ひとりぼっちで踊ってるとふ
令和三年十二月九日
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