恣翁さん
のうた一覧
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縁側に忘れ置かれし灰皿ゆ 吸ひ止しの煙草 真直ぐ燻れり
平成二十六年七月七日
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東京を やたらに真似る地方都市 如何で 悲しく気取らむずるか
平成二十六年七月十日
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菱を摘む娘 頭に花飾り 日の暮れぬるに 男待ちけり
平成二十六年九月二日
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涔陽の女児 花 頭に満つ 毿々...
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聞くならく 問ひたきことのあらむてふ 日々月見たれば尋ね給はな
平成二十六年九月四日
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聞道く 来たりて相問訊せむと欲す...
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三男の帰りし後も そのままの寝具を 昨日片付けてけり
平成二十六年九月二十九日
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23日に三男が上京、一泊して帰...
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中年と老いの境に 夢見たる虚構を現に など為らるれや
平成二十六年十月三日
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新築の別荘は 未だ人影も見えず 真白く森に静もる
平成二十六年十月二十日
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澪叩く 篠突く雨は 壁面を覆ふ蔓にも 斜めに注げり
平成二十六年十一月二十七日
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驚風 乱れて颭がす芙蓉の水 密...
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はらはらと 岸の楓は葉を落とし 夕べの徒波 女神弔ふ
平成二十六年十二月一日
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楓岸粉々として落葉多し 洞庭の...
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薄暗きドームの頂辺に 眠さうに 灯りは鈍き光投げたり
平成二十七年一月二十一日
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収税吏 蓬莱への路知らませば 他年紫芝だに 税を課すべし
平成二十七年三月十日
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渤澥の声中 小堤漲る 官家の知...
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ブンブンと蝿唸り群る 腐爛せし 石膏のごとき白き屍に
平成二十七年六月二十七日
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普通は詠まないようなテーマにも...
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インク壷の底思はする青黒き闇は 総身の毛穴ゆ沁みぬ
平成二十七年八月十四日
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小葵のごとく 傷痕汚しけり 肌を蛇の這ひ回るがに
平成二十七年八月二十七日
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久し振りに、老人の妄想短歌(其...
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呉と蜀を別つ岳陽 ゆっくりと陽の落ち 楼の帳戦がず
平成二十七年九月六日
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洞庭の東 江水の西 簾旌 動か...
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美しき女に憧れ抱きつつ その白き肌 虐めてみたし
平成二十七年九月十日
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貞淑と信ぜし妻の柩より 知らぬ男の体臭しけり
平成二十七年九月二十五日
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妻を納めた柩の中から マザマザと...
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心籠め 独り毒茸生やしをる森の枯木に 秋の陽沈む
平成二十七年九月十二日
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森中の枯れ木は ひとり芽を吹かず...
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誰ぞ 汽車に飛び込みつなる 願はくは 其の人 不労の吾子ならましを
平成二十七年九月十五日
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よそのヲヂサンが 汽車に轢かれて...
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乙女子は 己が汚れを 黒き血のダリヤにも見て 安堵の息吐く
平成二十七年九月十七日
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血のやうに黒いダリヤを 凝視して...
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