恣翁さん
のうた一覧
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夏の夜は はや明け初めて 朝霧を吸ふ羊歯青く 冷やかに揺る
平成三十年六月三十日
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青黒く 庭のヤツデを染め上ぐる 鳴神月の雨の色かな
平成三十年六月十五日
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鳴神月は六月の異称です。
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青紫蘇の葉を茹でつがに ぐったりと濡らし 止まずて 栗花落ならしも
平成三十年六月六日
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蒼茫と暮れむずる夏の山路にし 白く咲きたる木天蓼の花
平成三十年六月三日
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陽も疎き生け籬に潜む梔子の 澄み渡る香の あはれに優し
平成三十年六月一日
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露含む菖蒲の背に 雨上がり 碧く寝そべる東山かな
平成三十年五月三十日
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海の音の轟く浜に 立ち寄れば ハマナスの紅 足下に見ゆ
平成三十年五月二十五日
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音もなく 葉を濡らしたる走り梅雨 疲れし空は 眠りゆ醒むまじ
平成三十年五月二十三日
21
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倦む碧に 柘榴の花ぞ 紅の火を吐き 烈しく眼を射たる
平成三十年五月二十一日
16
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青黒く 愁ふがに陰る葉の色に 蛙鳴きたる走り梅雨かな
平成三十年五月十九日
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初夏の薄暮の垣に 卯の花の 斑消えの雪を残したるかな
平成三十年五月十九日
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鵺雛さんの「空き地にて」と題さ...
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黄ばみたる紅花 翠の葉に映えて か弱げなれど 卑しからずも
平成三十年五月十五日
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睡たげな五月空 時に薄目開け 夏らしき陽を惜しみ 洩らしつ
平成三十年五月九日
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微睡を誘ふ 虻の羽音して 軟らかき風 藤吹き渡る
平成三十年四月二十三日
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主替はり 破れたる牆の 古りし苑に 藤 織り懸くる紫の浪
平成三十年四月十四日
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朝露に濡るる草の上 花弁の散らで落ちたる 桐の花ゆかし
平成三十年四月九日
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雪と敷く 散りたる花を 湿らする 絹糸のごとき菜種梅雨かな
平成三十年四月六日
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舞ひ上がる空に 光を呑み込みて 為に 雲雀は溺れたるらし
平成三十年四月三日
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枯れ草の遠近にある 紫の堅香子の花 優しく揺れたり
平成三十年三月二十九日
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樹の下ゆ 桜の花を 朝の陽に透かせば 蛙の卵なめり
平成三十年三月二十七日
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