紫苑さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
黄金のあめ身ぬちに容れつ裏切りの毛筋は赤しダナエ眠りぬ
平成二十二年三月十日
5
カインやユダが赤毛だったという通...
もっと見る
蒼空にみどり一滴のおもたさを春とし容れる西洋菫の耳朶
平成二十二年三月十日
8
空の色が変わりました。
もっと見る
しののめの紅蓮をな見そ佇めるあおうつくしき馬の双眸
平成二十二年三月十日
4
今日は東京大空襲の日だそうです。
もっと見る
我もまたいっぽんの筒春あらし吹き入る風の茫々と鳴る
平成二十二年三月九日
13
もっと見る
さくら一枝ことばをわすれ眠りゐる刻の裂け目に雪は踊りぬ
平成二十二年三月九日
10
ドビュッシー「雪は踊っている」 ...
もっと見る
北向きのガラスの曇り秋にてはあらねどものを思はする朝
平成二十二年三月九日
10
サトウハチロー 「ちいさい秋み...
もっと見る
笑む君は手指の美しき殺人者摘む花首は我やもしれぬ
平成二十二年三月八日
11
もっと見る
小夜あらし陸にありても楽土なくもの狂ひとや散るさくら花
平成二十二年三月八日
3
もっと見る
下草の青みて萌ゆる枯れ野原土の匂ひはチェロの音に似て
平成二十二年三月八日
15
もっと見る
本文のなき返信に白紙かと深読みしつる懸案事項
平成二十二年三月八日
7
……追っかけてちゃんと 本文を...
もっと見る
春しぐれあがる朝の山ざくらつめたき貌のほの緩みをり
平成二十二年三月八日
8
もっと見る
あだし野にぬばたまの夜の来ぬうちに幼なら昇れ雨やむ国へ
平成二十二年三月七日
5
もっと見る
いくつもの樹のなきがらを抱きこもる水面に春の雨のさざなみ
平成二十二年三月七日
15
もっと見る
なまくらな包丁われに相応しくつと刃をおろす大根の白
平成二十二年三月七日
6
もっと見る
烏羽玉の夢にたゆたふ慰めのうつつなりせばいと恋ひめやも
平成二十二年三月七日
3
烏羽玉の……烏羽玉(檜扇の実)が...
もっと見る
落日にくれなゐ燃ゆる辻が花湖の辺に咲く彼を訪はまし
平成二十二年三月六日
10
もっと見る
闇深み足音も絶え散り敷ける杏の白し小雨降る径
平成二十二年三月六日
8
「小雨降る径」はコンチネンタルタ...
もっと見る
降る夜は憂さをはらすに如くは無し醉ひ覺めのあす身に沁まむとも
平成二十二年三月六日
6
やだなぁこんなの。
もっと見る
村雨のしとと降る夜は燃ゆる火をいかにせむとや妻訪ひのなく
平成二十二年三月六日
8
芳立さまのお題に便乗。 すみま...
もっと見る
いつだってご主人さまの伝書鳩あたし宛のが欲しいんだけど
平成二十二年三月六日
2
田辺聖子の「舞え舞え蝸牛」(落窪...
もっと見る
[1]
<<
94
|
95
|
96
|
97
|
98
|
99
|
100
|
101
|
102
|
103
|
104
>>
[156]