紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 抱きたまへ初夏の陽と風の手が髪に天使の環を描くひとを 平成二十二年三月二十四日 19 浅草大将さまのお歌に…。 もっと見る
- 逝く日には凪を抱かむ今はただ荒ぶる風を持て余すとも 平成二十二年三月二十四日 7 もっと見る
- ひつそりと寒の戻りに耐うるかに著莪ほの白く咲き初めにけり 平成二十二年三月二十四日 10 著莪の花言葉…決心、抵抗、忍耐。 もっと見る
- 宵の町はつかに波の寄するごとなべてをつつむ春雨の降る 平成二十二年三月二十三日 8 もっと見る
- むらさきの切子の瓶を日に透かしリラのかをりに巴里を偲びぬ 平成二十二年三月二十三日 18 ほたるさん、すてきなお題を あ... もっと見る
- きれぎれのいのりのうちにはてなしとおもふるよるもいつかあけゆく 平成二十二年三月二十三日 11 もっと見る
- うつし世の絲まじはるは天のわざとひとのわざとが交叉するとき 平成二十二年三月二十二日 10 たくさんのお歌をありがとうござい... もっと見る
- ひとすぢの絲つなぎとめ歩みゆく途をし照らす光あれかし 平成二十二年三月二十二日 11 もっと見る
- 今宵しも糸断たるれば玻璃のなみだ酒杯に落とせしろかねの月 平成二十二年三月二十二日 7 もっと見る
- 紡がれし糸は縺れぬくるほしき乙女の恋は闇に沈みて 平成二十二年三月二十一日 9 パピヨンさんから競作のバトンを受... もっと見る
- 黄泉はなにゆえ黄ならむや黄砂飛びなべてをつつむ彼岸中日 平成二十二年三月二十一日 8 あんまり景色が黄色いのでつい･･... もっと見る
- 春雷の静もりゆけば横ざまに転がるヒールをそつと起こせり 平成二十二年三月二十一日 13 もっと見る
- おのれより背高き子の手を曳ける父の白髪を風な乱しそ 平成二十二年三月二十日 8 障害を持つであろう息子さんの手を... もっと見る
- 草蘇鉄生ふる郷に育ちしひとと離りそはほろ苦き味とはなりぬ 平成二十二年三月十九日 7 前夫の郷里ではこの季節どのお宅に... もっと見る
- 永遠にひとも列車も来ぬごとくただ日差しあり無人の駅舎 平成二十二年三月十九日 16 もっと見る
- 赤芽黐息づきてをりかぎろひに焔をあぐる結界のごと 平成二十二年三月十九日 8 近所の生け垣に使われている赤芽黐... もっと見る
- 金糸銀糸ふくら雀の華やぎぬ和洋のいろの染むる袂に 平成二十二年三月十九日 13 昨日、卒業式の娘さんを電車で見か... もっと見る
- おぼつかな身ぬちを巡るかなりあの足跡もまた黄や春の風邪 平成二十二年三月十八日 8 病にも色あらば黄や春の風邪 （... もっと見る
- 巣の箱ゆ蜂の目覚めの音すなり光のどけき菜の花ばたけ 平成二十二年三月十八日 8 以前、菜の花畑の近所に住んでいた... もっと見る
- ももいろのあやかしのごと空おほふ枝のいづこに鳥は啼くらむ 平成二十二年三月十八日 10 たぶん花桃だと思うのですが、近所... もっと見る
