紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- こゑもたぬ応へをせむとしたりしにルイボスティーのうすき血のいろ 平成二十六年六月二十一日 8 もっと見る
- やはらかきねぎらひを読むとほつひと待つほどにさす明けのくれなゐ 平成二十六年六月十九日 19 もっと見る
- しらかみに落ちたる無援ひざかりをロールシャッハの染みの広ごる 平成二十六年六月十五日 9 もっと見る
- 消えかかる熱をはふりぬ指さきにくるくるまはすのうぜんかづら 平成二十六年六月十三日 12 もっと見る
- 元気てふ言ひ切りになほひとひらの雲のきざせる梅雨あさまだき 平成二十六年六月十一日 12 袖すり合わず５年になりますが、目... もっと見る
- ゆふづつの黙をとよもす揺蕩ひにいらふる聲のはるかとどきぬ 平成二十六年六月十日 8 もっと見る
- おとろふる技をつたへしひと逝きてほめたことなき焼きそばを思ふ 平成二十六年六月九日 12 もっと見る
- 窓の辺をうつ雨しるしはるかなる田の面におもふみづのかさなり 平成二十六年六月六日 12 もっと見る
- うつくしきペルソナにあれひとよにしやれてはきゆるくれなゐのゆめ 平成二十六年六月四日 8 もっと見る
- 時おりにこゑを失ふ金糸雀の詠み継いでこそ歌のありけれ 平成二十六年六月三日 28 古くからここにいるので、自身を含... もっと見る
- はつなつの風ふかくしてゆりのきの花咲く末のほのあかりする 平成二十六年六月三日 19 もうほとんど散ってしまいましたが... もっと見る
- たつぷりと笊にあまれる青梅のふと笑うがにひとつまろびぬ 平成二十六年六月一日 22 昨日スーパーに青梅があったので、... もっと見る
- くれなゐに夜をけはひて月読みのひとよの妻と呼ばれぬ花は 平成二十六年五月二十九日 21 夕方、ことし最初のクジャクサボテ... もっと見る
- こころなき木枠のうちをさらけ出し虚空にあそぶシモンドールは 平成二十六年五月二十七日 4 昨日出先で四谷シモン展のチラシを... もっと見る
- ひとふでの砂絵にこもる祈りこそとなりびとへの思ひとぞ知れ 平成二十六年五月二十五日 20 調べたら「バヌアツの砂絵」は世界... もっと見る
- かの薔薇は朱に染まりぬ。ぬばたまのこよひ五月の雨に抱かれて 平成二十六年五月二十四日 15 こちらにアップするのが日をまたい... もっと見る
- 風の引く斜線のゆれてあまびこのやさしき音の窓を拍ちをり 平成二十六年五月二十一日 14 もっと見る
- 購ひしそのすぎゆきに責めのなく水のうつはの朱にほころぶ 平成二十六年五月二十日 8 ピンクのハイドランジアが咲き始め... もっと見る
- 散りゆける薔薇のことばに導かれあやふき歌をおくつてしまふ 平成二十六年五月十五日 11 昨夕、メッセージに急いで即詠した... もっと見る
- ぼくといふ一人称をなぞるとき菖蒲のへりのかすかにふるふ 平成二十六年五月十二日 9 相聞をご一緒した結社の先輩からメ... もっと見る
