紫苑さん
のうた一覧
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普段着に買い物籠で走り来しひとありと聞く房枝の葬儀
平成二十二年六月四日
9
菅直人さんは故市川房枝さんの選挙...
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カンパニュラその饒舌を手に掬いうすいゼリーに溶かす夕暮れ
平成二十二年六月四日
10
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しとと降る雨ともにせし君はけふ花ひともとを文に添へ来ぬ
平成二十二年六月三日
20
携帯と雨の歌を詠んだ友人は、知ら...
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携帯の声くぐもりて真夜中の雨はふたつの町をむすべり
平成二十二年六月二日
31
短歌に無縁な友人が戯れに詠んだう...
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ことのはにいのち宿らむ梅雨月夜芭蕉精の葉ずれさやけき
平成二十二年六月二日
11
数日前に偶然、謡曲「芭蕉精」につ...
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託されし鉢は芽吹きぬ季節めぐりこの花咲かば君戻らまし
平成二十二年六月一日
14
病欠中の上司が育てていた鉢を持ち...
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珊瑚樹に月ぬ美しゃ十日三日つばさの影のささぬ日はいつ
平成二十二年六月一日
6
つばさの影=もちろん機影です。
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両の瞼にミルラの接吻を今宵しも君に安らな眠りあれかし
平成二十二年五月三十日
7
ミルラ=没薬。
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とらはれの夜鳴きうぐひす君が眸の冥きにこゑを差し出さむとや
平成二十二年五月三十日
12
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夏まだき水際に立てばたたなづく青垣山の芽ぐみうるはし
平成二十二年五月三十日
13
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踏み分くる小暗き森に栗の花の匂ひ沈める聖五月尽
平成二十二年五月三十日
10
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月に磨ぐ爪の蒼さや悪女なら雨ふる宵の手跡はたをやめの
平成二十二年五月二十九日
9
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声ならぬささやきを聴け濃紅の花を飾れるフラネルの耳
平成二十二年五月二十九日
12
今年初めての花が今朝咲きました。...
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デラシネの蒼茫ははや扁桃の眸に陽炎ひしジャンヌの翼
平成二十二年五月二十八日
10
モディリアーニの死後数日で投身自...
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風媒花こよひは何を宿しけむ常世の風はただ吹きすぎぬ
平成二十二年五月二十八日
15
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乳いろの枇杷みのり来ぬ佇めどくちにのぼせぬとほき日の歌
平成二十二年五月二十六日
13
まどみちお「びわ」に寄せて。
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忘れじの水はおみなのかたちして封じもあへぬ泉なりけり
平成二十二年五月二十六日
7
フーケーの「水妖記」をモチーフに...
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静もれる部屋にしあれど彼の丘に風吹くを知る戦ぎ見ゆれば
平成二十二年五月二十六日
10
そこにいなくても感じることはでき...
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風の辻呼び止むる声に振り向けど黄の花ひとつ佇むばかり
平成二十二年五月二十四日
17
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閉ざさるる箱の記憶を紡ぎ出すことばの杖の軌跡辿らむ
平成二十二年五月二十四日
14
先日テレビでの紹介を見て以来展覧...
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