紫苑さん
のうた一覧
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担ぎ手に子の姿なく炎昼は老いのこゑごと御輿をさらふ
平成二十二年八月二十二日
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指弾する目を見返せよブラウスの赤より勁きヴァリーのひとみ
平成二十二年八月二十日
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エゴン・シーレの「赤いブラウスの...
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たゆたへる熱波は濃ゆし夜半すぎて港はいまだ白く濁れる
平成二十二年八月十九日
15
夜中過ぎても空気が何だか白っぽく...
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くづほれるピアノの悲鳴燃えさかる音楽室に世の終はり聴く
平成二十二年八月十七日
16
メシアンの「世の終わりのための四...
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いくさがみ妻な娶りそうつし世のおみなの紅き血の滾るれば
平成二十二年八月十五日
26
いくさがみ=軍神。 映画「キャ...
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抱き上ぐる仔猫の胸に触るるあさ河野裕子の逝きしを知りぬ
平成二十二年八月十四日
34
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行き倒れに似たるものかはかざす指取りもあへずに蝉あふのけり
平成二十二年八月十一日
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昆虫は苦手なほうですが、仰向けに...
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食べものの尽きてふた月消える声繰り返される「誰も知らない」
平成二十二年八月十日
35
何とかかたちになるまでに、かなり...
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頬にかかる白きヴェールよ彼の地にて神は二度までひと試せしか
平成二十二年八月九日
13
鎮魂のミサを見るたびに思います。...
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完徹のまぶたを冷やす朝風にひと刷毛まざるはつ秋のあを
平成二十二年八月八日
16
昨夜は仕事で……。 夜明けの風...
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グワッシュの震へる線は伸びちぢみ二度あやまちの雲を象る
平成二十二年八月七日
16
丸木位里さんの「原爆の図」をイメ...
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うつそみは灰と消ゆれどけふの日も少女はたたくわたしのとびら
平成二十二年八月六日
21
トルコの詩人による反戦の詩は、子...
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ももいろの徽章まとへる男を抱く多産の譽れ受くるともなほ
平成二十二年八月五日
18
映画「ひまわり」は見る度に辛くな...
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打ち返り指にとりつく蝉の鈎づめに生への妄執を見つ
平成二十二年八月四日
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鳥のこゑ空を切り裂き安らはぬ真夜の杜にし月の照り映ゆ
平成二十二年八月四日
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「朝鮮漬」と呼びし頃より味賞むる吾は引き揚げの父の娘なれば
平成二十二年八月二日
18
私が子供の頃「キムチ」という呼称...
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炙らるるままに溶けゆき目を遣れば熱波に歪むキャラメルの町
平成二十二年八月一日
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暑い!! お使いに出てくらっと...
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見えぬ手をたづさへ行かな終末の篝火燃ゆるこの夜の果て
平成二十二年七月三十一日
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くちなはのよぎる炎昼身のうちに邪悪の卵を熟む白日夢
平成二十二年七月三十日
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月の香や身ぬちにしろき波立たばひとしく夜の女王の子ら
平成二十二年七月二十八日
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