紫苑さん
のうた一覧
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まつりごと遠しと思ふ吾におもし暴動の地より戻る「ただいま」
平成二十二年十月二十一日
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知人が中国旅行中に反日暴動が起こ...
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風のみち狗尾草を吹き分けてそよぐ窪みは秋のエピタフ
平成二十二年十月二十日
9
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茎なかば真二つに折れアガパンサス種もちしまま水緒絶たれけり
平成二十二年十月十九日
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「水緒(みずお)」というと全然別...
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あるは白くあるは濃きこそ美しけれむらさきしきぶの実りたわわに
平成二十二年十月十七日
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はるかより貨物車のおといとなみは浄き静寂を侵しはじまる
平成二十二年十月十五日
16
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独居の天使のあらば地を巡りさびしきひとの涙ぬぐへよ
平成二十二年十月十三日
18
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豆腐やの喇叭消ゆるを待ちかねつ闇の手巾は町を覆ひぬ
平成二十二年十月十二日
8
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秋夜ながこころ弱りて涙せし訪ひ人去りて雨あし強く
平成二十二年十月十日
20
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蜻蛉飛ぶ緋の軌跡や秋の陽に刃振るへる風の手の見ゆ
平成二十二年十月八日
14
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秋の手の空を拭ふさ色うすきどんぐりはらら散り敷ける午後
平成二十二年十月八日
5
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木犀の雌木と離りし過去を雄木は語らずただ香りけり
平成二十二年十月六日
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金木犀は雌雄異株で、日本にあるの...
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呵呵大笑うすずみの字は空に溶けしやぼんのやうにぱちんと消えた
平成二十二年十月六日
10
飄々としていながらおのれを貫かれ...
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肩口に月光しろく兆すとき顔なきひとのかひな容れてむ
平成二十二年十月四日
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月光を浴び思ひ出づひとなさけ受け生き来しと聖娼婦いふ
平成二十二年十月四日
9
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朝まだき吾を浸しゆく月光にもの問ふちから喪ひゆきぬ
平成二十二年十月四日
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すずかけの梢にあそぶ秋の陽にかそけき十二音階わたる
平成二十二年十月二日
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花なれば粋が似合ふと云はれしに脆きを零つくち塞がるる
平成二十二年九月三十日
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漆黒の空いちまいに白文字の禁忌をつづる手ゆび美しき
平成二十二年九月二十九日
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邪教徒の禍き裸身は日のもとに両性具有の大樹なるべし
平成二十二年九月二十九日
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左見右見こぶし握りて笑ひゐるセピアの子我が身の裡に飼ふ
平成二十二年九月二十八日
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太宰治「人間失格」の冒頭、3葉の...
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