紫苑さん
のうた一覧
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むらさきの花弁いちまい萎るればあてなる色の濁りかなしき
平成二十三年五月三日
12
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オキザリス咲きつる道のいづくにか遇はむと探すひとの影見む
平成二十三年五月二日
10
オキザリスはカタバミによく似た植...
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風はらみ白透きとほるビニールの海月は空に浮かび漂ふ
平成二十三年五月二日
17
風の強い日、ビニール袋が風に飛ば...
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ふたたびの派遣を厭い法犯すまで深からめ被災地の疵
平成二十三年五月一日
10
地元で、一度被災地の遺体捜索に派...
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梢より月桂樹の花はらはらとメイストームに青き香の添ふ
平成二十三年四月三十日
7
5月には1日早いですが、まぁいい...
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パクス・ショウワニカ脆きを知りて今にあればこのままふたり恋をしようか
平成二十三年四月二十九日
6
昭和の平和。戦後の復興、高度成長...
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咲き散らふ凍り蜜柑のいろ淡くなどて偲ばし長実雛罌粟
平成二十三年四月二十九日
11
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脈うちつ龍切り裂けり疾むほどに修羅なまぬるき春の喪失
平成二十三年四月二十八日
7
吉井和哉の「シュレッダー」をモチ...
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異国とて彼の血に溶けむそらみつ大和にあらめ怒鳴門鬼韻
平成二十三年四月二十八日
10
「日本が好きだから」とはいえご高...
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忘れえぬ人のあるらし天離る鄙に身を咲き捨つるむらさき
平成二十三年四月二十六日
12
こんな歌をつくると「いま少し現代...
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盛り場の隅に黙せる野良猫も吾も知らぬげに彼は誰の月
平成二十三年四月二十五日
5
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喧噪の名残り淀める暗がりで猫は片眼に月を飼ひをり
平成二十三年四月二十五日
19
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現在なれば魂より歌ふ「別れの詩」抱きつ勧めし情人の酷しも
平成二十三年四月二十五日
6
芸事とは酷いものだと二十代の当時...
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生れ初めし揚羽の黄を飲み込みて薔薇の黄の天に傾るる
平成二十三年四月二十四日
10
今年、私にとっての初蝶は黄揚羽で...
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新しきを求めよと背を押されしにみのり初めたる歌集を眺む
平成二十三年四月二十三日
16
「こゝろはあたらしきをもとめ」と...
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描かれぬをのこ知らじなこころなき泉の精に恋あらざらむ
平成二十三年四月二十二日
6
本歌: こころなき泉の精となり...
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皐月待つ空の吸ひしか花韮のあを褪する間に夏は来にけり
平成二十三年四月二十一日
16
……と言いつつここのところ薄ら寒...
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寄り集ふ木香薔薇のぺちやくちやと笑まひ弾けてけふ咲きそむる
平成二十三年四月十九日
12
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春過ぎてけふ咲き初むる詰草に俯きがちの「生きたし」を聴く
平成二十三年四月十七日
14
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この空はどこまで続く昼凪も瓦礫もおほふ他人ごとのあを
平成二十三年四月十七日
14
すべての上に等しくある、と感じる...
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