紫苑さん
のうた一覧
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ひと声の悲鳴よぎりぬ闇の底いのち消ぬるや丑三つの蝉
平成二十三年八月二十日
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遠花火名も知らぬまま散りゆきぬ夏のかたみの一夜愛しき
平成二十三年八月十八日
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昨夜はみなとみらいの花火大会で、...
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世を統ぶる喇叭の白に穿たれてわれ炎昼の裁きに耐へず
平成二十三年八月十七日
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寂しいと呟くひとと語らひつ真夏の午後はたひらかにあり
平成二十三年八月十五日
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炎天や開け放たれし窓辺より黙祷告ぐるサイレン聞こゆ
平成二十三年八月十五日
14
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炎よりほかを映さず海へだて眠る双眸閉ざされずあり
平成二十三年八月十四日
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小学生の頃、犬の供出を描いた児童...
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天近く登り詰むるも羽もたぬ子らは獣に身を托さむか
平成二十三年八月十三日
9
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蚊帳吊草つと穂をひらく盂蘭盆会ひともと揺れて午後過ぎゆきぬ
平成二十三年八月十三日
7
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暑気の底とろりと沈む射干玉の闇夜に蝉の声しきりなり
平成二十三年八月十二日
9
家の目の前がお寺さんの杜なので、...
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抱かれて幾とせを経む逢ひ引きに馳せゆく肩へ蝉時雨降る
平成二十三年八月十一日
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蝉の輪廻はこのような感じかと思い...
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送られぬ魂は迷はめうつし世の思はくにこそ道のなくなる
平成二十三年八月十一日
9
五山送り火その後。 批判を受け...
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耳擦りするごと白と藤いろの花房揺るるさるすべりかな
平成二十三年八月十一日
4
「耳擦り」は「内緒話」程度の意味...
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花開く稲にし思ふ十重二十重踏まるる民よしなやかに起て
平成二十三年八月十日
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やはき眼するどき言葉秋立ちて夜風に冴ゆる白皙の月
平成二十三年八月十日
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言霊よ則を曲げても松木より離りて天に届かまほしな
平成二十三年八月九日
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五山送り火に使われなくなった薪の...
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「おやっさん」棺に縋り泣くひとを目にして知りぬ義父の在りし日
平成二十三年八月九日
13
結婚して1年あまりで義父が他界し...
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俯けるヴェールの陰のまろき頬たひらかな世を謳ひ笑ままほし
平成二十三年八月九日
11
長崎忌の中継を見て思うのは、追悼...
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送られぬ魂は嘆かむいはばしる淡海に灰の散らふものかは
平成二十三年八月八日
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ててっぽう鳴きつる方に囚はれの我が身なりけれ朝焼けの降る
平成二十三年八月八日
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永瀬清子「あけがたにくる人よ」を...
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流されし山車もありてふ湊辺にあんどん揺るる七夕供養
平成二十三年八月七日
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知人の住む東北の町では昨日、今日...
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