紫苑さん
のうた一覧
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飛び散らふ桜紅葉に連れ惑ふ我そも青きをば有たざらむ
平成二十三年十一月二十八日
8
本歌: (前略)黄葉(もみ)つ...
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隠り沼と呼び交はすごと細波の夜の静寂わが胸に優しき
平成二十三年十一月二十七日
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「細波の」が「夜」にかかる枕詞だ...
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咳き込める胸乳に巨き君が掌を引き寄するかにユーカリを嗅ぐ
平成二十三年十一月二十五日
10
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カプセルはダストテイルに繋がれりMRIの磁気を浴びつつ
平成二十三年十一月二十五日
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雲ひとつだになき空は起伏映さずひと色に眼窩を染むる
平成二十三年十一月二十五日
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外つ国のことばも混じり真夜中に道路工事の刻を急きをり
平成二十三年十一月二十四日
8
昨夜から自室の窓の下で道路工事が...
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恐らくは離る人ならむ盲ひたるゲルダの頬に雪のくちづく
平成二十三年十一月二十二日
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スプウンの面曇りけり馬車道に淪落のごと華尼拉あまし
平成二十三年十一月二十日
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華尼拉(ハニルレ)=バニラの和名...
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嵐吹くひと夜の過ぎて地下鉄に洗ひし狗の臭ひ籠もれる
平成二十三年十一月二十日
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「匂」か「臭」か迷いましたが一応...
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横時雨しぶけばかすむ庭さきに標なるかの白すみれ咲く
平成二十三年十一月十九日
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こんな季節ですが、白の肥後スミレ...
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宮城野に雪のたよりを聞くあした筏かづらの色深みをり
平成二十三年十一月十七日
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昨朝は氷点下、今朝は雪の予報と友...
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クリスマスカクタスのはや綻びぬ一年を経る熾の羞しき
平成二十三年十一月十六日
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不意打ちの雨音の鋭しうばたまの闇に潤ぶる隙穿ちつつ
平成二十三年十一月十五日
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十六夜のはつか欠けたる疵ぐちに口風琴の掠れては滲む
平成二十三年十一月十三日
14
口風琴=ハーモニカ。この場合はブ...
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ミシンもて布巾縫いをる寂しさよ午睡の猫の傍らにゐて
平成二十三年十一月十三日
13
少し前までは手縫いしていましたが...
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灰いろの水なりし子の影のごと片夕暮れに冬揺らぎ立つ
平成二十三年十一月十一日
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「の」は多いし直喩だし……ですが...
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知らぬほどよかれと駒鳥の告げをれば君が現実をとほく聞かまし
平成二十三年十一月十日
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石蕗の黄は目を射たり一夜をし妻にあれてふ男あざとき
平成二十三年十一月九日
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冬立てば遠火事告ぐるサイレンの心なしかに澄みて聞こゆる
平成二十三年十一月八日
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「冬立つ」は「春立つ」などに比べ...
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烏羽玉の夜は収束す色なくも美しきこゑは耳に甘かり
平成二十三年十一月六日
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