紫苑さん
のうた一覧
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もの言へば干割れてさむき唇に「忘れないで」を禁忌とすべし
平成二十三年十二月二十一日
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追ひつけぬマラソン人を送りてし綿雪のごと山茶花の散る
平成二十三年十二月十九日
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こういうとき、「恋人よ」のイメー...
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凍て冬の坩堝にありて生き継がむ天の柄杓の吾を掬はねば
平成二十三年十二月十八日
7
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幾重にも重ねし嘘の褪せぬ赤マニキュアは瓶の底に化石す
平成二十三年十二月十七日
10
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清げなる落涙として偽りの玻璃玉ひとつマニキュアに置く
平成二十三年十二月十七日
3
twitterより改詠。
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ちちふさの頂に咲く紅薔薇に君の触れなば色まさるらむ
平成二十三年十二月十四日
9
ツイッターより改詠。「題詠ったー...
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鋏の音ひびく路上に散り敷ける松葉は青き墨の香ぞする
平成二十三年十二月十三日
11
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月欠くる夜に蠢くは罪なりやアデュルテルとふ言葉知り初む
平成二十三年十二月十二日
5
adultère=姦淫の
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仮初めの名を呼ばひつつ誘へる手の夜明けまで我を放さず
平成二十三年十二月十二日
6
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闇そこひ紅山茶花のはらり落つ一夜の妻と我はなりたり
平成二十三年十二月十二日
5
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鬼灯をふつりと噛めば朽葉なる疑ひの香のはつか兆せり
平成二十三年十二月十二日
4
食用ホオズキを初めてごちそうにな...
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碌でもなき事ども思ひ出づる夜に闇の獣の月喰らひつつ
平成二十三年十二月十日
11
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冬枯れの野の一隅を灯点して黄花コスモスおのは寒しも
平成二十三年十二月十日
5
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夕やみの底にありて変容す 時にはポルノ女優のやうに
平成二十三年十二月八日
4
twitterの題詠は普段まった...
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不夜城を行き交ひ惑ふをのこをみな教会の夜に光なきなり
平成二十三年十二月八日
6
かつて12月にギリシャを旅行した...
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日の差せる淀みの面にしらしらと魚の形なす骨のただよふ
平成二十三年十二月六日
8
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蒼穹を天より穿ち神ならぬ腕いっぽんの伸び来たるらむ
平成二十三年十二月六日
6
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夜なべすれば凍ゆる御手の尊かり君わが軆にそを温めよ
平成二十三年十二月三日
15
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言ひさしの言葉は脆く結晶し電気ブランのグラスに沈む
平成二十三年十二月一日
9
実際に電気ブランを飲んだことはあ...
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烏羽玉の夜に纏はるる木の葉髪わが人生にし何か残らむ
平成二十三年十一月三十日
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「木の葉髪」初冬の季語だそうです...
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