紫苑さん
のうた一覧
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熟み割れて崩るるきはの果実こそ孕める種子の狂ほしくあれ
平成二十四年二月三日
5
係り結びが間違っているような気が...
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振り向かぬ背と我とを隔つかにゆゑなく白き六花散りける
平成二十四年二月三日
5
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里やまに春の隣りの近ければ梢を透かすひかりやはらぐ
平成二十四年二月二日
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天鵞絨の匣をまさぐる指のあり今ひとたびの命結ばむ
平成二十四年二月二日
5
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滑りゆく指のたはむれ耳もとに貶むるかの睦言を聞く
平成二十四年一月三十一日
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紫苑は「貶」と「まる」のどちらか...
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カーテンの僅かな隙ゆ忍び寄る霧に一人は独りのままに
平成二十四年一月三十一日
3
twitterより改詠。 紫苑...
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ともすれば黄の薔薇の咲き出づる口に零るる言の葉の毒
平成二十四年一月三十日
5
紫苑は『黄』と『うとうと』のどち...
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蒼穹や波頭きらめくこの海のかなたに刻は液化してゆく
平成二十四年一月二十九日
8
指示代名詞は使わないようにしてい...
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真夜のミュゼ漂はむとや死者の影ぬけて出でませラッキードラゴン
平成二十四年一月二十八日
3
22日の「日曜美術館」で観たベン...
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薹立ちて縊れゐるかの葉牡丹の列をかすめる夕時雨かな
平成二十四年一月二十七日
8
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戒めを解かれぬ真夜の爪先は時実新子をまさぐるやうに
平成二十四年一月二十六日
1
1月22日放送「歌会たかまがはら...
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薄氷を踏む足どりで地下鉄のきざはし降りる風邪気の朝
平成二十四年一月二十四日
6
きざはし=階段。 風邪気=風邪...
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ひと晩で消えてしまった雪の上あなたを辿る足跡はない
平成二十四年一月二十四日
17
笹井宏之さんは私にとって親しみや...
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冬篭りこの世の春をまつ原の磯路をわたるかぜの冷たし
平成二十四年一月二十二日
3
冬篭り……「春」にかかる枕詞。本...
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電柱の粗き木肌を黄の灯のぬくめゐるかに闇まさりゆく
平成二十四年一月二十日
5
NHK短歌2月号、佐伯裕子さんに...
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気づまりな沈黙に耐へかぬるがにグラスの氷からりとまろぶ
平成二十四年一月二十日
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NHK短歌2月号、木嶋靖生さんに...
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拙くもかく生きをりぬ牡丹雪の地に落つるまに消へゆくを見つ
平成二十四年一月二十日
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大伽藍へと残んの音いろ消へゆきて薄暮うつつに祈る手を解く
平成二十四年一月十八日
4
twitterより改詠。順接確定...
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九時からは小暗きバーの一隅に音を遊んで在処をなくす
平成二十四年一月十六日
8
本歌: 薄暗きバーの片隅ピアノ...
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つねならぬもの息づけり消し灰を蝶ともまがふ薄明の淵
平成二十四年一月十五日
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