紫苑さん
のうた一覧
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緩るかに辿りてしがなふぢ波の思ひもとほる敷島のみち
平成二十四年二月二十日
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藤波の…「思ひ徘徊り(もとほり)...
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安南の花活けのそこ津の国の何を待つらむ見慣れぬ魚は
平成二十四年二月二十日
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安南=ベトナム。私が実際に持って...
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謎めける陽炎おびつ密かごと思ひ出だせる真夜の微笑み
平成二十四年二月十九日
4
密か事=秘密のこと。
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ふるさとを持たざるままに小余綾のいそ路歩めばなど懐かしき
平成二十四年二月十九日
7
小余綾の…「磯」にかかる枕詞。
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木犀のかをる夕べに抵抗と自由の詩を読みかへしつつ
平成二十四年二月十九日
7
ルイ・アラゴンの「薔薇と木犀草」...
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劫罰よ下らば下れ今すこし生きむがために堕ちゆくを見つ
平成二十四年二月十八日
8
劫罰…永劫にわたる罰・責め苦。あ...
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嬌声の遠ざかりけり過去に思ひ巡らすドライマティーニ
平成二十四年二月十八日
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花びらのひとひら落つるその刹那ひづめるままに輝かむとす
平成二十四年二月十八日
4
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飛び起きて虚空を睨む猫の眸の奥に小さき稲妻はしる
平成二十四年二月十七日
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天井にひかりの反射ほの見えて喫水線に滲みくる蒼
平成二十四年二月十七日
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生計にはなほ遠くして苦しみも勉強とふを空ごとに聞く
平成二十四年二月十六日
6
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吹く風に紅き蹴出しのほの見えて春の川面にさざなみ渡る
平成二十四年二月十六日
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いくそたび的を逸れしか擦りゐる疵のしみたりクピドーの矢の
平成二十四年二月十五日
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いくそたび=幾そ度。漢字で書くと...
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ひそやかに春立ちぬらむ花細し葦牙のごと萌え出づるもの
平成二十四年二月十五日
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はなぐはし…「葦」にかかる枕詞。...
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さむしろに鎌一丁の陽を受けつ振るふ手の見ゆ白日夢かな
平成二十四年二月十四日
4
2箇所で切ったのはくどかったかな...
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胸板のうすきを指になぞりつつ聞き負ふことのかくも重かり
平成二十四年二月十四日
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聞き負う=自分のこととして聞く。
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滝つ瀬のはやき流れをいかにせむ延べらるる手の何処に誘ふ
平成二十四年二月十三日
8
滝つ瀬の……「はやし」にかかる枕...
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海の面に理詰めの君よ帆に帯びぬもの知らずして平らかにあれ
平成二十四年二月十三日
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黙しつつ大人の玩具たらむとすそも操り人形(パペット)に脳なきなり
平成二十四年二月十三日
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現世に渡せる橋のなきを知り見上ぐれば美し白鳥星座
平成二十四年二月十二日
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本歌: かささぎの渡せる橋にお...
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