紫苑さん
のうた一覧
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薄ら日の斑を描きつる苔寺にいにしへびとの影行き交ひぬ
平成二十四年三月三日
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抽斗の奥にねむれる秋扇たき込めし香も聞こえずなりぬ
平成二十四年三月三日
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秋扇(しゅうせん)…寵 (ちょう...
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たはむれか黄金の雨に身を浸すダナエの眠り安けからまし
平成二十四年三月二日
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グスタフ・クリムトの「ダナエ」を...
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彼岸すぎ塩瀬の帯に笑まひする仏の傍に赤ままの咲く
平成二十四年三月二日
10
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皺みたる山査子の実の酸き甘き綯ひ交ぜにしてひそと食みをり
平成二十四年三月二日
9
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飾り羽いづくに失せむ転調を忘るる鳥の地に生計せよ
平成二十四年三月一日
3
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増のごと座したる桃の肌に沿ふやはき陽射しの傾けるまで
平成二十四年三月一日
7
増=能面のひとつ。
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チェロの溶く乳色のもや流れゆき白鳥の影ゆうらりと立つ
平成二十四年二月二十九日
10
サン・サーンスの「白鳥」を詠む。
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無精ひげ疎らなるまま午後ひと日憩へる君の喉仏見つ
平成二十四年二月二十九日
16
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憂きに耐へ流浪の民の震へけむ疾くな招きそ知らぬ黄泉路の
平成二十四年二月二十八日
5
シューマンの「流浪の民(Zige...
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真夜中にふと目覚むるか唸り上ぐ氷庫の奥に棲みゐるものの
平成二十四年二月二十八日
10
氷庫=冷蔵庫。
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蕗の薹ひとつ葉陰に出で初めてわが狭庭にも春おとづれぬ
平成二十四年二月二十八日
12
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亡き魂を偲んであはし灯籠の火影は海へ遠ざかりゆく
平成二十四年二月二十八日
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曲芸の美しうつしよの混沌に一点うがつ錘の立ちたる
平成二十四年二月二十七日
4
ハンス・コパーの「キュクラデス・...
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天仰ぎ顔を被へるひとの子ら小さき神なれカレーの市民
平成二十四年二月二十七日
6
オーギュスト・ロダンの彫像を詠む...
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真直ぐなる鎖骨もてわが賊が家の柱とせむか春嵐吹く
平成二十四年二月二十六日
7
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息をするやうに鼓動を合はせゆく小舟の乗りし波あやふかり
平成二十四年二月二十六日
8
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青き香をはなつ酢橘をてのひらに包めばひと日華やぎにけり
平成二十四年二月二十六日
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うっかり「酢」を「酸」で詠んだこ...
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酸模を噛めば兆せるかなしみよ背を追ふひとの唐桟の裾
平成二十四年二月二十五日
5
本歌: すかんぽの茎の味こそ忘...
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志はたさぬままに戻りえぬふるさと思ふゆふぐれの空
平成二十四年二月二十五日
19
「故郷(ふるさと)」三番の歌詞を...
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