紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 廃線の駅舎のこれる野に生ふる薄の花に秋風ぞ吹く 平成二十四年十月二十三日 9 「生」と「えき」の両方を用いて自... もっと見る
- 秋草のすがれゆくさに日の暮れて朱の鶏冠花ひときは燃ゆる 平成二十四年十月二十三日 4 「草」と「けいかん」の両方を用い... もっと見る
- 片明かりに透かすまなこのちかぢかとやどる笑まひのやさしかりしも 平成二十四年十月二十二日 4 本日のお題は「透かし見る」または... もっと見る
- 甘き香の褥とまがふ朽ち葉積む野辺あゆみつつ手を結びけり 平成二十四年十月二十日 14 もっと見る
- 風に舞ふ蒲の穂絮にふぢなみの思ひもとほる池の面かな 平成二十四年十月二十日 9 もっと見る
- 秋草の名をかぞへつつあまさかる鄙をし君とそぞろ歩きぬ 平成二十四年十月二十日 11 もっと見る
- 背中からふと抱かるるここちせり木犀かをるしののめの道 平成二十四年十月十八日 13 もっと見る
- 毟られし花は戻らずうずくまる身にし軍靴のあとの残れる 平成二十四年十月十七日 9 もう何度目でしょうか。過去には幼... もっと見る
- いづくにか君おはしますけふの日をながらへばこそ逢はむ日のあれ 平成二十四年十月十七日 18 本日のお題は「願いごと」または「... もっと見る
- 月花にも打ち明けられぬくさぐさに味もわかたぬ冷や酒を酌む 平成二十四年十月十七日 13 『味』と『ベース』のどちらかを題... もっと見る
- 沈黙の粒子のおもく沈むとき汝が手はやつと完骨に触る 平成二十四年十月十四日 10 『骨』と『やっと』の二つともを題... もっと見る
- ひとけなき団地の隅の公園に錆びた遊具はまはる からから 平成二十四年十月十四日 9 「遊」と「かし」のどちらかを用い... もっと見る
- 白薔薇をひとみに映し少年は処女懐胎（コンセプティオ・インコンタミナータ）とぞ 平成二十四年十月十三日 5 字数制限があり、ダッシュ（―）も... もっと見る
- さしまねく白きてのひら野のすゑにひと待ちがほのコスモス揺るる 平成二十四年十月十一日 10 もっと見る
- 心にもなきつよがりを言ひおいて別れ来し夜になみだをゆるす 平成二十四年十月十日 7 本日のお題は「流し見る」または「... もっと見る
- 眠りゐる町にし蛇の赤き舌這はせば闇に響くサイレン 平成二十四年十月十日 7 『蛇』と『ほくほく』のどちらかを... もっと見る
- 杉木立この一瞬をざわめける杜に羞しき遊びをせむか 平成二十四年十月九日 13 「余」と「せんか」のどちらかを用... もっと見る
- ふるさとにえ降らぬ雪の檻にゐて大猩猩の目のかすみをり 平成二十四年十月九日 8 「降」と「おり」の両方を用いて歌... もっと見る
- 吊るしとふことばにはつかさげすみの色をまじへておうな笑ひき 平成二十四年十月六日 9 「吊」と「いくら」のどちらかを用... もっと見る
- 自裁なとなかりしごとく五分のち山の手線は彼の地を過ぐる 平成二十四年十月六日 6 『折り紙』と『山手線』のどちらか... もっと見る
