紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 枇杷の実のいろづきそめし葉のかげをただひとこゑに鳥の鳴くなる 平成二十五年五月二十八日 11 もっと見る
- 病廊を曲がりきれない風のありかけぬことばの錆びてゆく午後 平成二十五年五月二十八日 19 もっと見る
- みそかごと語らひつるかふた花を並むアマリリスくれなゐに燃ゆ 平成二十五年五月二十六日 10 もっと見る
- 夕月のはつかにゑまふ園生にし応へるがごと白薔薇の咲く 平成二十五年五月二十五日 8 もっと見る
- よこがほのかそけきさまにくれなゐのいとあざやけし五月のさうび 平成二十五年五月二十五日 11 もっと見る
- 連なりつらなることばを辞書に見つわすれなぐさの風に似たりき 平成二十五年五月二十一日 9 「辞書」と「似」のふたつともを題... もっと見る
- 亜麻色のヴィオロンの音の歪みきぬきのふの薔薇のげにうつくしき 平成二十五年五月二十一日 6 「愛」と「きのう」のどちらかを用... もっと見る
- 哺乳瓶の転がる暗がりに母を呼ぶ人形のまなこ閉ざさず 平成二十五年五月二十一日 6 『人形』と『瓶』の二つともを題と... もっと見る
- はつなつの弾丸として飛びちがふ黒きそびらよつばくらめ見ゆ 平成二十五年五月十八日 13 すみません、腰の句がどうしても気... もっと見る
- すぎゆきの屍を吸うて咲く花を摘みにしままに編む三十首 平成二十五年五月十六日 12 結社のグループでは比喩を重んじる... もっと見る
- いくにちを通ふる道か一歩ずつあゆめる夫をささふる女の 平成二十五年五月十日 6 本日のお題は「一歩ずつ」または「... もっと見る
- 百万のいううつを乗せ輪回しのごと走りゆく山手線は 平成二十五年五月十日 10 「回」と「うつ」の両方を用いて人... もっと見る
- みちならぬ逢ひそれもまた文化なら つまさきにまさぐる貝ひとつ 平成二十五年五月十日 3 『文化』と『ケーキ』のどちらかを... もっと見る
- 立ちどまり香を吸ひゐるにひとも見ぬみかんの花の咲いてゐる道 平成二十五年五月六日 20 ご近所の夏みかんの花が咲きました... もっと見る
- 諍ひも交はすことばもなきままに空心菜のはつかな湿り 平成二十五年五月五日 8 「心」と「湿」のふたつともを題と... もっと見る
- 銀幕の名花あふるる薔薇園に五月の風のいとかぐはしき 平成二十五年五月五日 10 『おっぱい』と『園』のどちらかを... もっと見る
- 垣間みるスポーツ紙あり君のさとは藤のさかりと今ぞ知りぬる 平成二十五年五月四日 13 電車で隣り合った方のスポーツ紙に... もっと見る
- 濃みどりの歌誌ひらきをりそのかみに若人ひとり逝きしとふ日を 平成二十五年五月一日 19 揺すれあふ若葉のなかに汝が声の聞... もっと見る
- あかねさす日のもとに咲くつめくさの群れにそむきて紺青のはな 平成二十五年四月二十九日 15 大変難しい歌題でしたが、詰草には... もっと見る
- 縊られたマリオネツトは起ちあがるこよひの月は西からのぼる 平成二十五年四月二十八日 8 Twitterで笹公人さんが募集... もっと見る
