紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- あまとぶやカリグラフィーの尾のにじむ余白にとほく雨だれのこゑ 平成二十五年十一月四日 10 あまとぶや＝雁（かり）にかかる枕... もっと見る
- 胸ぬちにすわるたぶてを持てあましつつ目のすみにつはぶきの黄 平成二十五年十一月三日 6 たぶて＝礫。 もっと見る
- 眠られぬわけを指になぞりつつ開けてはとざすぬばたまの夢 平成二十五年十一月二日 8 もっと見る
- 愛せざる月の真したにしろかねの木犀はつか身じろいでをり 平成二十五年十月三十一日 5 もっと見る
- しろかねの木犀ゆるるゆくかげをまどろむ月の浅きねむりは 平成二十五年十月三十一日 9 もっと見る
- あづさゆみ弦をからめるつゆしもの秋はや午前四時半のセロ 平成二十五年十月二十七日 6 もっと見る
- 曇天のしまくひとよにひはいろの林檎のかげの流れいでたる 平成二十五年十月二十七日 4 もっと見る
- みみせせに寄するさざなみあしのねの夜のいりくちにたたうを解きぬ 平成二十五年十月二十五日 5 たたう＝畳紙（たとうがみ）のこと... もっと見る
- こひびとの頬にも似たり宵の灯をあはく透かしてさよりの並ぶ 平成二十五年十月二十五日 10 Twitterで「ヒゲか寿司の短... もっと見る
- じふぐわつの花ちり落ちぬ水の面にうつれる脛ゆきえゆくみだら 平成二十五年十月十九日 6 「秋」とか「さびしい」とか言わず... もっと見る
- うすく血のにじむ気配をなかぞらに黙せばいまだ傷つかぬあさ 平成二十五年十月十八日 10 「明日は失敗のない常に新しい日」... もっと見る
- まなかひにひろごる闇をうつ指のかずこそ知らねあふれくる水 平成二十五年十月十六日 11 もっと見る
- さめながらひらいてしまふおそあきのやはらかき陽に息を吐くとき 平成二十五年十月十五日 4 ハンカチの木の花が咲いています、... もっと見る
- まもりたきものがあることぬばたまの真夜ひときはにダチュラはかをる 平成二十五年十月十四日 4 もっと見る
- 秋の陽へふと笑まふがにくれなゐの松葉牡丹のふはりとひらく 平成二十五年十月十三日 8 先日の大風のとき、どこからか飛ば... もっと見る
- ともすれば溺れてしまふ花ひとつ掬へばたなそこのあたたかし 平成二十五年十月十日 3 結社の大先輩がツイッターをお始め... もっと見る
- みとせ経て復興のみちいまだしを忘れえぬとて歌を詠みをり 平成二十五年十月九日 5 東北の知人に伺った話をもとにした... もっと見る
- ふるる手にやさしく触れよみづくきの流れにはつか濡れるゆびさき 平成二十五年十月九日 5 ルフラン（繰り返し）はうまく使い... もっと見る
- 陽をうつしなかばよごれたいちにちをさくらもみぢに染むみづのあき 平成二十五年十月七日 12 引用：よごれてゐない一日・女の一... もっと見る
- 白みつつきはどきあはひいづくにか散る木犀のかをりするどし 平成二十五年十月六日 7 もっと見る
