紫苑さん
のうた一覧
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桃いろの馬酔木の花のひとふさをグラスに落とし毒に酔わまし
平成二十一年四月十一日
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来ぬひとをあけがたに待つ我が身をも透かして過ぐる山鳩のこゑ
平成二十一年四月十日
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永瀬清子「あけがたにくる人よ」 ...
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喘鳴の胸を抱えて寝もやらず枕に凭りて読書する夜半
平成二十一年四月九日
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蘭名人逝きてのちなお町内のそこ此処にシンビジウム溢るる
平成二十一年四月八日
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花嵐吹き荒るる夜は樹下に埋けし我が小さき骨からからと鳴れ
平成二十一年四月七日
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白茶けた春の日差しに 配達車 道端の烏 快楽の名残り
平成二十一年四月六日
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終末の時を刻める分針を聞かじと耳を塞ぐ愚かさ
平成二十一年四月五日
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世界終末時計は現在 正時5分前...
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春霞む川の底にも国のありて水の精らも花愛ずるらむ
平成二十一年四月五日
1
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てふてふの覚束なげに風に乗り桜吹雪とともに舞い初む
平成二十一年四月四日
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ひたすらにただひたすらに咲く桜を一途と愛でつ一途と疎む
平成二十一年四月三日
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満開のまえに幽鬼の姿をばな見せそ花散らしの雨に遭いても
平成二十一年四月二日
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漱石の思い出を読みてドイツ語を覚えし今日は「アプリルナール」
平成二十一年四月一日
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小宮豊隆が「アプリルフール」と ...
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子雀のごとく鐘楼に並びいて天翔る日を夢見し三月
平成二十一年三月三十一日
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高校のチャペルには数人が やっ...
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病葉の降り積む音のさらさらと 結界を解く竹林の秋
平成二十一年三月三十日
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竹の秋=春です。
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花闇にふたり沈みいて我が首の黒子を撫でし指を愛しむ
平成二十一年三月二十九日
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花冷えは灰色の貌と乳色の翼をもちて春を妨ぐ
平成二十一年三月二十八日
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さまよえる喜和子のごとく歌えよと君の教えし「さくら横ちょう」
平成二十一年三月二十七日
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「喜和子」は女優の 故太地喜和...
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風花の舞える朝の春蒼き風に溶け入るムスカリの瑠璃
平成二十一年三月二十六日
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春冷えに鳴りをひそめし鳥の声 「うぐひす」聞きつつ日差しを待てり
平成二十一年三月二十五日
3
「うぐひす」は佐藤春夫作詞、 ...
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本一冊息もつかずに読了し しばしの間うつつに戻れず
平成二十一年三月二十四日
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