紫苑さん
のうた一覧
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罪ふかき人貶めし人ははや珠にはあらず石に及ばじ
平成二十一年四月二十四日
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驕慢な花に惹かれし若き日は遠くに去りて春紫苑咲く
平成二十一年四月二十四日
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手弱女の風情にあらず和をねたむ御息所にからめる藤は
平成二十一年四月二十三日
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上村松園の「焔」には 藤の花房...
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春の夕べ月のぼりくるその蒼に浸れるごとく灯ともさず座す
平成二十一年四月二十二日
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夜半過ぎ最終列車の明かり行く 孤独のカプセルを幾つか乗せて
平成二十一年四月二十一日
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藤咲ける屋上にはや祖たちの願いをはらみ鯉のぼり舞う
平成二十一年四月二十日
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近所の光景。 「親」としなかっ...
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図書館はガラスのひつぎ光さす梢見ゆれどそよぎ聞こえず
平成二十一年四月十九日
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アンニュイな目には躑躅は強すぎてオペラピンクの群れに呑まるる
平成二十一年四月十八日
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天翔る夢失いし我が前に乗るひとのなきふらここ揺れる
平成二十一年四月十七日
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容赦なきいじめの記憶深ければ同窓会通知破りて捨つ
平成二十一年四月十六日
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いと白きひこうき雲の残像を見送るわれに翼なきなり
平成二十一年四月十六日
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古本に残る鉛筆の水茎は若き日の師の推敲に似て
平成二十一年四月十五日
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水茎=筆跡。 ネットで買った古...
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春の雨逢魔が時はなつかしく逝きし人の声風に乗り来る
平成二十一年四月十四日
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黒き服とユニセックスの香水で己が背を押す若き日の隘路
平成二十一年四月十三日
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ペダル漕ぐ脛に吹き来る風光り青葉芽吹きて初夏の心地す
平成二十一年四月十二日
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桃いろの馬酔木の花のひとふさをグラスに落とし毒に酔わまし
平成二十一年四月十一日
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来ぬひとをあけがたに待つ我が身をも透かして過ぐる山鳩のこゑ
平成二十一年四月十日
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永瀬清子「あけがたにくる人よ」 ...
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喘鳴の胸を抱えて寝もやらず枕に凭りて読書する夜半
平成二十一年四月九日
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蘭名人逝きてのちなお町内のそこ此処にシンビジウム溢るる
平成二十一年四月八日
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花嵐吹き荒るる夜は樹下に埋けし我が小さき骨からからと鳴れ
平成二十一年四月七日
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