紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 蜻蛉の迷い来たるを手につつみ闇に放てり迫るいのちを 平成二十一年七月十三日 7 もっと見る
- 指を噛む虫捕らうるは吾の役でそを飼う夫は少年となる 平成二十一年七月十三日 6 迷ってきた虫は飼うので 捕まえ... もっと見る
- 楽しみは贖いし本ひらき初めインクの匂い吸い込める時 平成二十一年七月十三日 1 もっと見る
- 飢えたるわれにてあれど逝くときは薔薇のごとき愛いだきたし 平成二十一年七月十三日 5 Bette Midler の ... もっと見る
- 潮の満ち干を語るひとよ なにゆえにかくも安らにすべてを容れる 平成二十一年七月十二日 2 「潮が寄せるように」 潮が寄せ... もっと見る
- 踏み迷うことはあまりに容易くてコロンバインは奈落の底へ 平成二十一年七月十二日 8 「おちる～綱渡り～サーカス～ ... もっと見る
- 鳴き喚く猫を積み込みペダル漕ぐ ひとよ「虐待か」とな紛いそ 平成二十一年七月十二日 7 荷台に積んだケージの中で 獣医... もっと見る
- 数多ある本のうちにて赦しをば説く一冊に出逢える不思議 平成二十一年七月十一日 12 先日、国際ブックフェアに 行っ... もっと見る
- ためらわず天に向かいて手を伸ばすカンナのごときひとでありたし 平成二十一年七月十一日 8 もっと見る
- 雷鳴のとどろくまちで老歌手は今宵もひとりの街娼と化す 平成二十一年七月十日 5 イメージは「嘆きの天使 － ... もっと見る
- かりそめの愛乞うひとを胸に抱くあたしはマリアになれるでしょうか 平成二十一年七月十日 14 もっと見る
- 改札の想い出なきはその刻に逢えざりしゆえと苦く嗤える 平成二十一年七月十日 2 改札口での別れについて 何人か... もっと見る
- 鈴懸の梢にあそぶつばさ持たず洋書ひもときし学舎の夏 平成二十一年七月十日 6 すっごくまじめな学生でした。 ... もっと見る
- 世を人を評し揶揄するひとと吾は渡れぬ河の両岸にいる 平成二十一年七月九日 6 falconさまの歌： 歌詠め... もっと見る
- うみはおしふよせてはかへすなりはひをそのたゆたひにこころゆだねる 平成二十一年七月九日 2 所用があり、 有明に行ってきま... もっと見る
- 人として生きよと願うその意思の左右を糾す無意味な平和 平成二十一年七月九日 15 他意のない願いを左だとか右だとか... もっと見る
- その勁き花に誓えり 同じ空のもとにぞ在りて我は歩き出す 平成二十一年七月九日 6 もっと見る
- 吐くほどに苛めどなお我が胸に溶けぬ氷のひとつぶ残る 平成二十一年七月八日 5 本歌：聖☆おねえさんの歌 ... もっと見る
- 横なぐりの雨は逢瀬の未練など消し去るごとく水嵩を増す 平成二十一年七月八日 4 もっと見る
- 魔もの棲むうたの翼は吾れを抱き天に誘い地にも堕とせる 平成二十一年七月七日 3 「歌の翼」は メンデルスゾーン... もっと見る
