紫苑さん
のうた一覧
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土と火に風とみどりと宇宙を凝らせて在りルーシーのうつわ
平成二十一年八月十六日
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今日の日曜美術館は再々放送でした...
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割りしうつわ継げる仕上げに息をつめ金蒔くときは願掛けに似て
平成二十一年八月十六日
7
普段使いの食器なのですが 仕上...
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よこしまを果実の傷のごとく除けランタン映る海に棄てたし
平成二十一年八月十六日
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不夜城をさまよう我を迎え入れしシャンソン酒場の灯はあたたかく
平成二十一年八月十六日
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人肌の刺青を洋燈の傘にせしナチの暴挙を君は知らずや
平成二十一年八月十五日
10
ナチスがユダヤ人を使った 人体...
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「NIPPON」の文字削られて戻り来し花瓶のいたみ指先に知る
平成二十一年八月十五日
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里帰りの骨董品には 時々見られ...
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髪刈られ敵兵の子を抱きしめる若きおみなのいくさ終わらず
平成二十一年八月十五日
10
たんぽぽすずめさまがキャパの「崩...
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「ああこれで気兼ねなく外を歩ける」と言ひし曾祖母はそを開放と捉ふ
平成二十一年八月十五日
6
叔父が結核で徴兵を免れ、家族から...
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ひとつだけ闇にきこえる蝉のこえ死に遅れたる悲鳴のごとく
平成二十一年八月十四日
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我がこころなぜ鎮まらぬ宵明き波にただよふ海月にも似て
平成二十一年八月十四日
7
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生きゆくに範としたきと感性を添わせたきとは重ならずして
平成二十一年八月十四日
5
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解題のなきゆえになおひしひしと病めるひとへのおもい伝わる
平成二十一年八月十四日
5
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偽の恋切り売りしつつこころなど贖えぬてふくちびる寒く
平成二十一年八月十四日
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取り消したい……
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贖えぬものがまことの富ならば我にもうたのひと粒があり
平成二十一年八月十三日
8
椎名林檎さんの 「ありあまる富...
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午睡覚む夢のあわいに我が額にふれつつ詠を語りしは誰そ
平成二十一年八月十三日
6
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ひたすらな蒼にむらさきと乳色を一滴おとす秋のはじまり
平成二十一年八月十三日
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累々と生のいくさを終へし蝉のいのちはつきてこほろぎの鳴く
平成二十一年八月十三日
7
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我が耳は貝にもなれず海鳴りの外側の音を聞くを拒めねば
平成二十一年八月十二日
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私の耳は貝の殻 海の響きをなつ...
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白よりもしろきダチュラの一片を食みてひと夜をあなたに狂ふ
平成二十一年八月十二日
7
さきほど一輪咲きました。 ……...
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蝉しぐれ降る炎昼の奥津城で草むしりつつ義父と対話す
平成二十一年八月十二日
6
義父は三拍子揃った道楽者 だっ...
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