紫苑さん
のうた一覧
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大つごもり疲れしものの身を庇うすべてのひとに幸降り来たれ
平成二十一年十二月三十一日
9
樋口一葉の「大つごもり」を下敷き...
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ことさらに四角四面なあいさつを そこから先は来年にする
平成二十一年十二月三十一日
2
実話じゃありません!
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胸底に砂漠の薔薇の沈みゐて呼び合ふ水のささやきを聴く
平成二十一年十二月三十一日
9
「砂漠のバラ」は文字通り乾いたイ...
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短歌てふはかなきものに直ぐな眼をことのはで磨ぎ我が色とせむ
平成二十一年十二月三十日
20
歌を詠むときは物事をまっすぐな眼...
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一丁のカラシニコフにいのち賭す美学はわれら通り来し道
平成二十一年十二月三十日
7
カラシニコフは旧ソ連で開発された...
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縁あらば詠でまみえむ昨夜のうち去りにしひとの足跡のなく
平成二十一年十二月三十日
17
村上喬さまへ。 昨日気づいたの...
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思ひ侘び日の入るかたを眺むれば海を隔つるひとのこひしき
平成二十一年十二月二十九日
14
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ひととせの罪溶かすごと夕月の花色に染む空のぼりくる
平成二十一年十二月二十九日
11
夜空に光る冷たい白光に比べて、夕...
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新しきあるじの思ひ身にうけよ百年を経しうつはを包む
平成二十一年十二月二十九日
6
仕事(のひとつ)は骨董商です。 ...
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水仙の除けさりし葉のあおき香におもひ定むるその年の冬
平成二十一年十二月二十八日
8
「その年の冬」は立原正秋の小説の...
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くさぐさの積み残したることありて闇ながめつつ寝返りをうつ
平成二十一年十二月二十八日
7
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路地裏に門松売りも来ぬ町の夕べは音もなく暮れゆきぬ
平成二十一年十二月二十八日
7
毎年来ていた門松売りも、去年から...
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荒涼の野に吾を待てるケルベロス汝が守る門に我をいざなへ
平成二十一年十二月二十七日
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弓もたぬヴィオロンわれの身に巡る音なき声を君ひびかせよ
平成二十一年十二月二十七日
6
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せはしなきおもひを溶かし蒼空に吸ひこまれゆくヴィヴァルディの「冬」
平成二十一年十二月二十七日
10
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スポットを浴びる カメラの前に立つ かくして我はうそつきになる
平成二十一年十二月二十六日
8
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標としさだむる星の巡りゆき野なかにありて道をうしなふ
平成二十一年十二月二十六日
10
北極星以外の星は巡るので、 目...
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売れ残り泣いたおもちゃがそを買えぬ子の枕辺にありますように
平成二十一年十二月二十六日
15
幼い頃読んでもらったドイツ語の絵...
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我ちさきこいぬとなりて弓貼の月にうたへるオリオンを恋ふ
平成二十一年十二月二十五日
7
宮沢賢治の「星めぐりの歌」から「...
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我が笑みを贈りものてふひとありき慰めのあれ淋しき夜に
平成二十一年十二月二十五日
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