紫苑さん
のうた一覧
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春を待つみどりの酒は君を灼き我が想ひ草瓶に萎るる
平成二十二年一月十三日
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硝子窓我が背なに立つ雪女郎はつかに開く唇に音なく
平成二十二年一月十三日
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寒の雨黄の柚子ひとつ置かれおり発火装置の危うさを秘め
平成二十二年一月十二日
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氷雨にもユンボ休まずしとどなる合羽に紅き頬の端みゆる
平成二十二年一月十二日
7
ユンボ=パワーショベル
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夕映えは辞世にも似て薄墨のきはに茜のいのちを燃やす
平成二十二年一月十一日
18
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湯気の覆うガラス窓みな白々と我が視るさきを遮りて立つ
平成二十二年一月十一日
8
台所で長時間火を使うと、窓ガラス...
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しゃくり上げケージを抱き帰る子を黙し見送る休日診療
平成二十二年一月十日
6
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かくも重きいのちの枷を身に負ひて汝悔いざるやノラに問ひたし
平成二十二年一月十日
6
イプセンの「人形の家」をモチーフ...
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鍵盤に指おろさむと彼の弓の引かるるを待つ永遠の一瞬
平成二十二年一月十日
5
現在はプロとして活躍している先輩...
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冬銀河はらりと落つる桐一葉わが行く道に光はありや
平成二十二年一月九日
6
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ヴィオロンをすべる指さき彼の頬に睫の影のなまなまと落つ
平成二十二年一月九日
5
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美しき惑ひを過ぎてなほ揺るる我が隠沼を君な笑ひそ
平成二十二年一月八日
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「美しき惑いの年」は60歳を過ぎ...
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水仙は手折りえぬほど凛として愛するものの責任を問ふ
平成二十二年一月八日
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川端康成の「日も月も」に「一度愛...
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君を見ぬ深山に凍る涙とき雪をさくらと歌へうぐひす
平成二十二年一月八日
11
本歌取りといえるかどうか……。 ...
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身のうちに巣喰う白蛇の蠢きを視つつ青菜に刃を落としけり
平成二十二年一月八日
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今もなほ淀まづ歌ふ外つ国の恋歌のゐたみを幼なは知らず
平成二十二年一月七日
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ヘンデルの「Largo」とジョル...
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「門前の風は死にき」と書きしひとの野沢の芹に生覚ゆらむ
平成二十二年一月六日
5
立原正秋の「いつのとしだったか、...
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偶然の美しき連鎖は幼な日にロウセキで描く魔法陣のなか
平成二十二年一月六日
9
年をまたいで思いがけぬ偶然が重な...
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水底に抱き合ふ腕のひとつありてどこまで蒼き冬のみづうみ
平成二十二年一月六日
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病廊に冬の薄日は斜に入り負ふるいのちのはかなきを知る
平成二十二年一月五日
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