紫苑さん
のうた一覧
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里やまに春の隣りの近ければ梢を透かすひかりやはらぐ
平成二十四年二月二日
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薹立ちて縊れゐるかの葉牡丹の列をかすめる夕時雨かな
平成二十四年一月二十七日
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地の吐ける煙の輪なるか泡沫か暮れなづむ世に茫洋の月
平成二十四年一月八日
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かき乱す手の神ならね蒼穹に天馬の骨の離れ離れ溶ける
平成二十三年十二月二十七日
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鋏の音ひびく路上に散り敷ける松葉は青き墨の香ぞする
平成二十三年十二月十三日
11
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冬枯れの野の一隅を灯点して黄花コスモスおのは寒しも
平成二十三年十二月十日
5
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横時雨しぶけばかすむ庭さきに標なるかの白すみれ咲く
平成二十三年十一月十九日
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こんな季節ですが、白の肥後スミレ...
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野放図な薔薇の蔓も霜月のこゑ聞きつれば仄か紅葉す
平成二十三年十一月三日
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今年は紅葉が遅いですが、夏の間伸...
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立ち枯るるミモザ錆いろ枝を抜け秋風はつか挽歌を奏づ
平成二十三年十月二十日
9
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剪定の枝あざやけし桜木の蓄へ初むるくれなゐのいろ
平成二十三年十月二十日
5
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病み猫をなだめつつ座す待合にサンスベリアは花を持ちをり
平成二十三年十月十九日
11
獣医さんの待合室には空気清浄効果...
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一輪のマリゴールドの蝶なりき朱鮮やかに花壇より立つ
平成二十三年十月十七日
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あまりに鮮やかなオレンジ色にびっ...
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一番花散りてふたたび匂ひ立つ木犀のけふいよよ艶めく
平成二十三年十月十三日
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近所の金木犀が早々に散ってしまい...
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背の毛に分け入る陽射しやはやはと光らせ秋の猫眠りをり
平成二十三年十月十二日
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風はらみ野に咲く夢に涙ぐむかの時雨降るコスモスの鉢
平成二十三年十月五日
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鉢植えのコスモスは何となく侘しい...
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秋風に目を覚まししや葉陰なる郁子にほの差す紫のいろ
平成二十三年九月二十七日
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あさまだき名残の月は野に揺るる狗尾草の穂先にあそぶ
平成二十三年九月二十五日
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箒音のそこ此処に立つ野分晴濯がれし空とほくにありぬ
平成二十三年九月二十二日
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足ばやに寄するゆふべの階調は季を浸して濃くなりまさる
平成二十三年九月十八日
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すべらかに床を流るる望月の影は今宵を異界とやせむ
平成二十三年九月十二日
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