紫苑さん
のうた一覧
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はつ夏の読点ひとつ熟れきらぬ桜桃をしろき皿の辺に置く
平成二十二年五月二十二日
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風の辻呼び止むる声に振り向けど黄の花ひとつ佇むばかり
平成二十二年五月二十四日
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梅雨湿りはつかにしわむポスターの酒場は永遠に粉雪のなか
平成二十二年六月十四日
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家に「ラパン・アジル(跳ね兎)」...
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欠け落つるひとよは雨に踏まれゆき逆さネオンに滲む東京
平成二十二年六月十七日
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ひとよ=一夜、人生。 桑田佳祐...
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残照をおくりてしばしゆるされぬさざめきに染む蒼きおとがひ
平成二十二年六月二十九日
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きはまれる歌にひしがれこひびとをただ抱きたきひと夜過ぎゆく
平成二十二年七月十三日
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伊藤保という歌人を最近知りました...
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改修予定記せし板に丸文字の落書きひとつ「頑張って(星)」
平成二十二年九月十七日
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マンション外壁の改修が始まりまし...
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ひとらしき思ひを攫へあだし野を越え吹き来たる風占の辻
平成二十二年九月二十七日
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rainさまの「恋ならば別離愛な...
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秋うらら葉山の海にクールベの波は黄金の陽をうつしけり
平成二十二年十一月十日
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葉山の近代美術館に行ってきました...
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風なくも葉ずれの著き松が枝に雲隠りなむ廉白の月
平成二十二年十一月十三日
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「廉白」は造語です。
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荒ぶる手柿のもみぢをそぎ落とし酷くも美し冬のあおぞら
平成二十二年十二月三日
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「柿紅葉」という秋の季語があるこ...
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短日処理せざる今年は青きままポインセチアはふた冬を生く
平成二十二年十二月十日
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ポインセチアは9月ごろから覆いを...
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はやむ瀬に浮かぶもみぢ葉いろ深み奔り淀みつゆく手は知らね
平成二十二年十二月二十日
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そそがるるいのちであらうふゆのよのしぶくかなたにてるあまのがは
平成二十二年十二月二十二日
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しぶく=雨が強く降る
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来しかたにうすく涙のにじむとき汝つつむべしあはゆきの恋
平成二十三年一月十八日
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白皙のすべてをかくせ新月はりやうてでかほを覆つたかたち
平成二十三年一月三十日
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風はらみ白透きとほるビニールの海月は空に浮かび漂ふ
平成二十三年五月二日
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風の強い日、ビニール袋が風に飛ば...
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山鳩の鳴きつるかたに昇る日の高さまさりて夏至りけり
平成二十三年六月二十二日
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我よりも若かりし妻失くしぬと問はず語りの夜の明けやらず
平成二十三年八月二十一日
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谷間に眠るおのこの胸ちかく息を吐くかに曼珠沙華咲く
平成二十三年九月二十九日
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「男の血を吸う」というイメージの...
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