紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- いちめんにはりわたす水。うすもやの原風景に手を振るをみな 平成二十六年二月四日 7 もっと見る
- なにほどか熱をもちたる気色ありひそやかに座す瓶のはだへに 平成二十六年二月三日 4 もっと見る
- いまだ見ぬことばの眠るくちびるに黒きダリアのひとつ咲いたり 平成二十六年二月二日 15 もっと見る
- 迷ひつつ歩むみぎはにますかがみ蓮のかげのただに揺れをり 平成二十六年一月二十八日 5 昨年末に相聞を詠んだ結社の方がそ... もっと見る
- たまはりし歌集の如月聖人のうたを贈りのいひわけとせむ 平成二十六年一月二十五日 9 結社の大先輩から新刊の歌集を頂戴... もっと見る
- 流さるる日々にやあらむ隼の眼てふいしを手になぞりつつ 平成二十六年一月二十三日 13 【今日の季語1487】隼（はやぶ... もっと見る
- まなうらにさざなみの立つはかなごと語らふやうにモネの睡蓮 平成二十六年一月二十一日 15 急なエッセイの原稿依頼があり、テ... もっと見る
- 闇ぬちにひたすゆびさき煌々とななめにかかる月のふたしか 平成二十六年一月十一日 6 もっと見る
- ためらひの解きはなたれよ。雲母にてありけるものを、たなごころより 平成二十六年一月十一日 3 さきの歌に結社の方から返歌をいた... もっと見る
- あまたなる雲母のこゑのたわめられひそかにとよむ手のひらのうち 平成二十六年一月十一日 4 もっと見る
- ゆふづつの化身にやある眉月をしたたる音のはつかひびきぬ 平成二十六年一月三日 8 もっと見る
- ちはやふる紙にはあらねあらたまの春に笑まひぬ内緒のはなし 平成二十六年一月二日 8 もちろん紙の年賀状も出すのですが... もっと見る
- ほそき肩をすぼめ火影に立ちつくす門松売りのかほの見えざり 平成二十五年十二月三十一日 16 もっと見る
- 明けやらぬ道に踏まれてひとよをば拉がるる血かさざんかの緋 平成二十五年十二月三十日 16 もっと見る
- たまさかにまみえしひとの背を追うて書を読みつげば日もかたぶきぬ 平成二十五年十二月二十八日 14 年の瀬もおしつまって、まる１日読... もっと見る
- いづくにしユダの火うづむゆくりなく緋のいろふかむかがり火のはな 平成二十五年十二月二十二日 7 身のどこかユダをりポインセチアの... もっと見る
- きしきしと夜をつひばむ星ぼしゆしたたる熱のあをじろきこと 平成二十五年十二月十六日 13 星の表面温度は青い方が高く赤い方... もっと見る
- 仮初めにあらざればなほ。おきつなみ絶ちえぬ熱の、ままならぬまま。 平成二十五年十二月十三日 6 題詠ができない、とついこぼしたら... もっと見る
- 立てひざのしんと冷えゆくかはたれに小声でうたふ「横浜リリー」 平成二十五年十二月十三日 15 「うたらば」に投稿したもの。「横... もっと見る
- ふる三年ときとところを隔てつつ詠みこし歌ゆあひきこえ編む 平成二十五年十二月六日 11 Twitterで募集している企画... もっと見る
