紫苑さん
のうた一覧
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春曇りすべてをつつむ 街あかり ねこやなぎの芽 うつろなこころ
平成二十一年三月八日
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泥濘を逃れ遂せる生はあらじ地獄の赤い月を見るとも
平成二十一年三月六日
3
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サックスの咽び泣く夜本牧のバーの灯りは雨に滲みぬ
平成二十一年三月五日
3
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早春の夜風は寒く人気なきガソリンスタンドの照明際立つ
平成二十一年三月二日
1
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時として仮面をはずし素顔なる我が胸に沁む エアバルメ ミッヒ マイン ゴット
平成二十一年三月一日
3
「エアバルメ・ミッヒ・マイン・ ...
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一月は行く 二月は逃げると言いて過ぐ 去る三月に何をかはせむ
平成二十一年二月二十八日
2
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猫やなぎ天鵞絨のごときその頬を撫でたしと思えども触れ得ず
平成二十一年二月二十六日
3
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脱走の前科もつ猫さすりつつ独り酒汲む諍いの夜
平成二十一年二月二十二日
2
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学生が磨く聖堂のプレートに刻まれし字は 名誉の戦死者
平成二十一年二月二十一日
3
学徒動員で戦争の犠牲になった ...
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ひとりでも飽きないところ 花の見世 書店に画廊 千代紙の見世
平成二十一年二月四日
4
ブログの友人に製本をする方が ...
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節分のさまも変わりて焼嗅みかけず豆には砂糖のころも
平成二十一年二月三日
4
焼嗅=ひいらぎいわし。 ほとん...
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知りてのちすべて忘るる無邪気さを無垢とは呼ばじクレーの天使
平成二十一年一月三十日
3
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髭面に金のチェーンの眼の奥に野良慈しむ微笑みがあり
平成二十一年一月二十九日
2
ペットフード店でことばを 交わ...
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茨姫の乳母ほどの歳となりぬれば薔薇の紅茶の効き目もあやうし
平成二十一年一月二十六日
3
いろいろと浮世の心配事が 多く...
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アトリエの小暗きすみに浮かびたる月星の間を歩む子らの群れ
平成二十一年一月十六日
3
アトリエの隅に立てかけてあった ...
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拘束衣脱ぎ捨てし我が裸身 光の粒子となりて空に溶け入る
平成二十一年一月十四日
2
【拘束衣】 ストレート・ジャケ...
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占いは熔ければこころ安きもの オーラソーマの壜美しき
平成二十一年一月十一日
1
オーラソーマとは2色に分かれた ...
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焼かれゆく栄螺の叫び 我が裡の鬼見据えつつ醤油差しおり
平成二十一年一月八日
3
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知識なく結社にも入らぬ吾なれど浮かびし折りに好きに詠ままし
平成二十一年一月七日
3
ちゃんと結社に属し、 題詠をな...
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ティンガーラ凍てつく今ぞ渡りたし我が足おとは鈴と響かん
平成二十一年一月五日
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ティンガーラは沖縄方言で 天の...
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