紫苑さん
のうた一覧
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携帯をはしと閉ぢつつ裁ちばさみ刃の合う音をそに聞きをりぬ
平成二十二年一月二十七日
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漆黒に染まれる指を洗ひをりテレピン油の香ほのかに苦し
平成二十二年一月二十四日
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青春の日の涙雨うるはし野の花よ憂きこそのちの実りとならめ
平成二十二年一月二十四日
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「涙雨」はひどく泣くことだそうで...
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果てなき夜流浪の民は舞ひうたふ千草の芽ぐみ濡らす露踏み
平成二十二年一月二十三日
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恭子さま、大将さまに便乗。 春...
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南北の風せめぎあう鈍空を見上げて我は冬にまかれる
平成二十二年一月二十二日
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李白にも薔薇の詩ありとひとのいふ月月粉のまろきももいろ
平成二十二年一月二十二日
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「憶東山」 不向東山久(東...
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こころせで肩を支うるひとあれば惑へる夜もうたを詠みてむ
平成二十二年一月二十二日
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「こころせで」…… 心しないで...
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縁あり出逢いてもなお救い得ぬ命ありけり「ハゲワシと少女」
平成二十二年一月二十一日
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動機や対象を問わず、救える命とそ...
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脆くとも絲たぐり寄せそを綯ひて思ひつなげば汝生きくれよ
平成二十二年一月二十日
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「生きくれよ」は太宰の「人間失格...
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泥濘に歩の重るとも消えやらぬ熾火まもりて歌を詠ままし
平成二十二年一月十七日
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蝋梅の浅黄の衣はしどけなく香のみ纏ひて吾を誘ひけり
平成二十二年一月十五日
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薔薇の実を掌にころがせりげに丸く息づきもせで棘もつ我は
平成二十二年一月十五日
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台詞めく語のあはひ鱗のかがよふ湖を訪ふひとは誰そ
平成二十二年一月十四日
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美しきものもあるだろう 蒼空の果て微かに響くサリュー・ダムール
平成二十二年一月十四日
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「Salut d'am...
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春を待つみどりの酒は君を灼き我が想ひ草瓶に萎るる
平成二十二年一月十三日
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寒の雨黄の柚子ひとつ置かれおり発火装置の危うさを秘め
平成二十二年一月十二日
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湯気の覆うガラス窓みな白々と我が視るさきを遮りて立つ
平成二十二年一月十一日
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台所で長時間火を使うと、窓ガラス...
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かくも重きいのちの枷を身に負ひて汝悔いざるやノラに問ひたし
平成二十二年一月十日
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イプセンの「人形の家」をモチーフ...
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鍵盤に指おろさむと彼の弓の引かるるを待つ永遠の一瞬
平成二十二年一月十日
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現在はプロとして活躍している先輩...
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冬銀河はらりと落つる桐一葉わが行く道に光はありや
平成二十二年一月九日
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