紫苑さん
のうた一覧
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おぼつかな身ぬちを巡るかなりあの足跡もまた黄や春の風邪
平成二十二年三月十八日
8
病にも色あらば黄や春の風邪 (...
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春さそふ木五倍子の房は風に揺れ眠れる卵を溶きたるごとし
平成二十二年三月十七日
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水槽の傍に環はあおく錆び馬酔木の花の散りこぼれたる
平成二十二年三月十七日
13
馬車道にはその名の通り、馬を繋ぐ...
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春泥に膝浸しゐて彼のしろき風切り羽をいちまい欲りつ
平成二十二年三月十七日
9
すみません、季節外れで。 (春...
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寝ねがての夜半蒼き街見渡せば銃もつ兵士眼下に佇てり
平成二十二年三月十六日
8
子供の頃トランジットで一泊したソ...
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斑らなす人生にありてエッシャーの鳥ゆくかたのいづくに従かむ
平成二十二年三月十五日
4
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春の陽になにを希ふや白木蓮は結びゐる掌を蒼空にひらけり
平成二十二年三月十五日
14
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うばたまの闇ふところに身を隠す白鳩ははや空をもとめず
平成二十二年三月十四日
12
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ほほえみの不行跡はや週末のサンドリヨンは駆け足で過ぐ
平成二十二年三月十四日
9
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週末の虚飾と疲労をないまぜにベイブリッジは百の目をしばたたく
平成二十二年三月十四日
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春あらし鴎は傷を隠しをりドック・オブ・ザ・ベイ波逆巻きぬ
平成二十二年三月十三日
8
これから、港の方に行く用事があり...
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地底湖の瑠璃より生れし珠ひとつ右脳にとまり身ぬち浸しぬ
平成二十二年三月十二日
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金砂子蒔くゆびさきは天翔る春の邪神を慕ひてふるふ
平成二十二年三月十二日
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金繕いの仕上げに指を使うことがあ...
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叫びゐるたましひのこゑ喉を衝き百舌のごとからむムンクの「叫び」
平成二十二年三月十一日
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黄金のあめ身ぬちに容れつ裏切りの毛筋は赤しダナエ眠りぬ
平成二十二年三月十日
5
カインやユダが赤毛だったという通...
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我もまたいっぽんの筒春あらし吹き入る風の茫々と鳴る
平成二十二年三月九日
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さくら一枝ことばをわすれ眠りゐる刻の裂け目に雪は踊りぬ
平成二十二年三月九日
10
ドビュッシー「雪は踊っている」 ...
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北向きのガラスの曇り秋にてはあらねどものを思はする朝
平成二十二年三月九日
10
サトウハチロー 「ちいさい秋み...
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笑む君は手指の美しき殺人者摘む花首は我やもしれぬ
平成二十二年三月八日
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小夜あらし陸にありても楽土なくもの狂ひとや散るさくら花
平成二十二年三月八日
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