紫苑さん
のうた一覧
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情念てふ無数の狗を飼ひ殺す壷の底ひに黄の眸うごめく
平成二十二年五月十四日
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鶴首をめぐる空気のひずむ見ゆ青磁の瓶のきはまりて立つ
平成二十二年五月十三日
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かひな持ち抱く能ふるさちを思はぬ吾を指弾せよ虎杖にがし
平成二十二年五月十二日
5
本歌: 淋しさのあるとき惨め酸...
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あいまいな幼い笑みが消えるときまるいゴーフルぱりんと割れた
平成二十二年五月十日
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蒼穹のあをに淫する心地してアカシアの房に闇の香を聞く
平成二十二年五月九日
8
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なまぬるき地のおもて這ふジャスミンの香にこひびとの吐息混ざるる
平成二十二年五月八日
5
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花むぐら闇に重れるジャスミンはチャイナドレスの裂け目に白し
平成二十二年五月八日
11
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青あらし魂やどるてふ髪ひとすぢ飛ばせり我を解き放けずして
平成二十二年五月七日
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訓読みで使いました。
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木洩れ陽は斜かいの罠シナプスに碧のひかり瞬けるらし
平成二十二年五月三日
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石ころのごとく喋らぬ白日に抱く殺意をいづこへ向けむ
平成二十二年五月二日
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くちかずの多き光に照り映ゆる真水を毒の小壜に抱く
平成二十二年五月二日
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花を追ひ北へ旅すといふ君は文にいにしへの歌を添へ来し
平成二十二年五月一日
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うたのわの方ではないのですが、連...
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海こひし高架の車窓に見はるかすこの広い広い地平のむかう
平成二十二年四月三十日
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降りられません……。
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老いひとに席ゆづりゐて腰パンの子は立てるままむすび頬張りぬ
平成二十二年四月二十九日
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電車の中で見た光景。 席を立っ...
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結び草解きて放てば風にのり我が見ぬかたへ行く手は知らね
平成二十二年四月二十九日
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ゆるらかに光とどける岸の辺に誰受くるらむ統ばるめぐみを
平成二十二年四月二十九日
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「ユビキタス」の意味を詠み込もう...
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ゆくりなく吾を拉し去るほそき手の搖らぎぞ見ゆるオンド・マルトノ
平成二十二年四月二十八日
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宇宙樹の葉陰に棲みていのちてふ草ひともとのうつろひを見つ
平成二十二年四月二十八日
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詰草のとおき記憶を辿りゆきわれも一荷の植物となる
平成二十二年四月二十八日
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ひとつ消えひとつ結ぼる煩いはプロメテウスのししむらに似て
平成二十二年四月二十八日
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