紫苑さん
のうた一覧
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ことのはにいのち宿らむ梅雨月夜芭蕉精の葉ずれさやけき
平成二十二年六月二日
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数日前に偶然、謡曲「芭蕉精」につ...
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託されし鉢は芽吹きぬ季節めぐりこの花咲かば君戻らまし
平成二十二年六月一日
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病欠中の上司が育てていた鉢を持ち...
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両の瞼にミルラの接吻を今宵しも君に安らな眠りあれかし
平成二十二年五月三十日
7
ミルラ=没薬。
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とらはれの夜鳴きうぐひす君が眸の冥きにこゑを差し出さむとや
平成二十二年五月三十日
12
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踏み分くる小暗き森に栗の花の匂ひ沈める聖五月尽
平成二十二年五月三十日
10
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月に磨ぐ爪の蒼さや悪女なら雨ふる宵の手跡はたをやめの
平成二十二年五月二十九日
9
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風媒花こよひは何を宿しけむ常世の風はただ吹きすぎぬ
平成二十二年五月二十八日
15
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乳いろの枇杷みのり来ぬ佇めどくちにのぼせぬとほき日の歌
平成二十二年五月二十六日
13
まどみちお「びわ」に寄せて。
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風の辻呼び止むる声に振り向けど黄の花ひとつ佇むばかり
平成二十二年五月二十四日
17
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閉ざさるる箱の記憶を紡ぎ出すことばの杖の軌跡辿らむ
平成二十二年五月二十四日
14
先日テレビでの紹介を見て以来展覧...
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ふつふつと種いつはりを語りけり紅きいちごは我が舌のうへ
平成二十二年五月二十三日
14
たまたま「Strawberry ...
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貝合はせ対うしなひし耳ひとつあり白日に痛みの記憶
平成二十二年五月二十二日
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はつ夏の読点ひとつ熟れきらぬ桜桃をしろき皿の辺に置く
平成二十二年五月二十二日
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白雨嗚呼、われ悪女なり悪女なり。呪詛するごとく濃紅をひく
平成二十二年五月二十日
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句点読点を初めて使ってみました。...
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しなだるるままに穢るる白薔薇の我がまぐわひに初夏のいううつ
平成二十二年五月二十日
10
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愛しきは摘まるるいたみありてこそひと攻むる棘を薔薇は持たざり
平成二十二年五月十七日
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弓月のふところに添ふ明星の見ひらく瞳零るるまでに
平成二十二年五月十六日
15
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青梅を掌にころがせば逢ふ瀬なき君がかひなの産毛まぶしき
平成二十二年五月十六日
15
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リラの香とジタンの煙り一枚のカルネに想ふさみどりの街
平成二十二年五月十五日
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カルネ=メトロの10枚組みの切符...
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風しるく樹々鳴らすとき月夜霊のはたてに去りて滾れる闇は
平成二十二年五月十四日
15
浅草大将さまのお題に。 こ...
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