紫苑さん
のうた一覧
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くちなはのよぎる炎昼身のうちに邪悪の卵を熟む白日夢
平成二十二年七月三十日
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月の香や身ぬちにしろき波立たばひとしく夜の女王の子ら
平成二十二年七月二十八日
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春ひさぎそも喪へる花なればなさけに結ぶ露もありけれ
平成二十二年七月二十六日
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シロッコの地を侵しゆけおのがじし求むるひとの遠くにありて
平成二十二年七月二十六日
15
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強がりをまとふ悲鳴に触れもえず炎昼の辻にぼんやりと立つ
平成二十二年七月二十四日
12
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白南風や梅をころがす指さきにおもひたゆたふ紫匂ひ
平成二十二年七月二十三日
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指先が色に染まるというのは、何と...
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身の裡にけものの四肢を伸ばすときマリンタワーの灯の落つる見ゆ
平成二十二年七月十八日
15
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底紅の木槿ひともと咲き萎むごと生き切りし「母」をひらく
平成二十二年七月十五日
12
中心の紅い花を「底紅」というそう...
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かくも重き事実のまへに暗喩なと発語せぬ夜の明けざるごとく
平成二十二年七月十四日
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海の面と飛びゆく雲の逢ふところ夜のまらうど身を起こすらし
平成二十二年七月十二日
19
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陽ざし降る午睡のまちに逃げ水は紋白のかげ追ふて走れる
平成二十二年七月十日
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既知外と叫ぶ老女の歩み去り路地は夏陽に影をうしなふ
平成二十二年七月八日
19
こういう題材は初めてなので…是非...
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ねぇといふかたちにひらく唇にふくむ山桜桃ほどの恋情
平成二十二年七月三日
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抱擁のおもはせぶりにほつれゆきほとりと落つるのうぜんかづら
平成二十二年七月二日
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鶏の腑に卵の並びよ母性なき吾に透明な管のまぼろし
平成二十二年六月三十日
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残照をおくりてしばしゆるされぬさざめきに染む蒼きおとがひ
平成二十二年六月二十九日
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洗ひ髪かわかぬままに風雨うけ喉反らす吾にセイレンの棲む
平成二十二年六月二十七日
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いまさらの生うとましき陽にむかひさざめく黄のひまはりを抜く
平成二十二年六月二十七日
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臙脂色のうた並びゐる読みさしの頁にピンクの栞うそうそし
平成二十二年六月二十五日
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本歌: 臙脂色は誰にかたらむ血...
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高窓を夏蝶一羽よぎりける汝が訪ねびといづこにおはす
平成二十二年六月二十二日
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