紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- 身に生ふる鱗あまたをもてあまし般若の口にこゑのなきなり 平成二十五年三月五日 6 能「葵上」。般若の装束は「鱗文」... もっと見る
- 夜を超えてときとところを隔つるも互替はりに詠む相聞歌 平成二十五年三月四日 5 題詠投稿時に「超ゆ」の活用につい... もっと見る
- 繋がるる一点の熱に溺れつつ君をしいまだ名で呼べずあり 平成二十五年三月四日 4 もっと見る
- まさぐれる指の巧みに慣るるほど応ふるこゑのあまえてをりぬ 平成二十五年三月三日 7 もっと見る
- 鳳仙花マリアの髪に触れもせでをのこイエスのかくもつめたし 平成二十五年三月二日 8 鳳仙花の花言葉：私に触れないで(... もっと見る
- 日々草しをれて落ちぬをとめごの捨つるものあり晩夏ひと日に 平成二十五年三月一日 3 コレット「青い麦」。 もっと見る
- 逃げ水に誘はるるがに思ひ出づ背をおくりし夏の日の恋 平成二十五年二月二十八日 6 もっと見る
- やはらかき花びらの嘘つぎつぎと散りてしやまず仲の秋には 平成二十五年二月二十七日 4 もっと見る
- あくがれはかくされずあり夏空にグラジオラスは火のいろを吐く 平成二十五年二月二十五日 8 もっと見る
- かなしみの極まるところ純白のシーツのうへに真水はながれ 平成二十五年二月二十五日 4 もっと見る
- 他愛なきにんぎゃうとして彼の胸に「別れの詩」をくちづさみつつ 平成二十五年二月二十四日 2 ミレイユ･マチュー「別れの詩」。 もっと見る
- それぞれのテーブルにゐるふたりにて背にたがひの気配ききをり 平成二十五年二月二十四日 5 ダリダ「それぞれのテーブル」。 もっと見る
- 券売機の底に小銭の音のして午後の欠片のひそと死にけり 平成二十五年二月二十四日 10 もっと見る
- にほひつつ君の寝顔をみつめをり汗を拭きたい指もたずして 平成二十五年二月十三日 8 劇団俳優座とTwitterのコラ... もっと見る
- 血管をサンテミリオンたうたうと流れてかなし夜のフランベ 平成二十五年二月十二日 7 「夜のフランベ」は芳立さんの発案... もっと見る
- 春雨ぢや濡れていかうとこゑのする花ぬすびとの欲しきままの夜 平成二十五年二月二日 15 「花盗人」は「ぬすつと」とは読ま... もっと見る
- あるは照りあるは曇れるさまにして花には花の恋愛事情 平成二十五年二月二日 9 本日のお題は「泣きぬれて」または... もっと見る
- 帆にはらむ風の猛きにゆだねつつ小舟の宵辺を波にたゆたふ 平成二十五年二月二日 12 「帆」と「たより」のどちらかを用... もっと見る
- しらしらと産毛のうちをさらけ出し桃はしづかに屠らるを待つ 平成二十五年一月二十九日 8 本日のお題は「さらけ出す」または... もっと見る
- 行き場なき愛人（メトレス）の足跡のうへ貴なるいろのとりかぶと咲く 平成二十五年一月十六日 4 本日のお題は「向かう先」または「... もっと見る
