紫苑さん
のうた一覧
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やはき眼するどき言葉秋立ちて夜風に冴ゆる白皙の月
平成二十三年八月十日
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俯けるヴェールの陰のまろき頬たひらかな世を謳ひ笑ままほし
平成二十三年八月九日
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長崎忌の中継を見て思うのは、追悼...
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ててっぽう鳴きつる方に囚はれの我が身なりけれ朝焼けの降る
平成二十三年八月八日
7
永瀬清子「あけがたにくる人よ」を...
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流されし山車もありてふ湊辺にあんどん揺るる七夕供養
平成二十三年八月七日
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知人の住む東北の町では昨日、今日...
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大南に身を捩らせつ張り詰むるびいどろの警鐘はfragile
平成二十三年八月六日
5
大南=夏に激しく吹き荒れる南風。...
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枝先にあふるる白き樹液落つ乞はれて流す精のごとしも
平成二十三年八月四日
8
ゴムの木の剪定をしていてふと浮か...
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そも厭ひ容るる叫びや鳥女群れる表紙を指さきに愛づ
平成二十三年八月三日
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小山田二郎の「鳥女」を詠んだ時、...
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風死んでだらりと垂れた夕の端に黙し遅れた蜩の鳴く
平成二十三年八月二日
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金管の響きを持ちて白百合は雲居のあをと争ひをりぬ
平成二十三年八月二日
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ふたつまでダチュラは咲きぬ白き手は闇の奥より吾を手招けり
平成二十三年八月一日
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夕方開いて翌日昼には萎れてしまう...
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「また逢ひに来ました」と見上ぐるひとの唇応へざりはつか開くも
平成二十三年七月二十八日
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朝倉文夫の「墓守」を詠み直しまし...
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膝小僧かく尖れるをひさかたに知りぬそぞろにRehab聴きつつ
平成二十三年七月二十七日
7
きちんと音楽や自分に向き合う時間...
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名も貌もなく彷徨へる世にあればそも佳き子こそ婆娑羅なりけれ
平成二十三年七月二十六日
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ネットの匿名性を良い意味で生かし...
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ひととせの煩ひしづむ胸そこひ今年も紅き浜木綿の咲く
平成二十三年七月二十六日
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近所のお宅に紅い印度浜木綿があり...
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パピルスの黄金虫にまなこ無く現世に瑠璃の羽閉ざしけり
平成二十三年七月二十五日
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NHK「俳句王国」のお題が「お金...
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くれなゐに猿すべりの花揺るるとき僅かな戦ぎ我が胸に立つ
平成二十三年七月二十三日
8
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魚ならぬ身のはぜるこそ哀しけれ彼の岸を訪ふ潮満ち来れば
平成二十三年七月二十一日
10
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ヴィオロンを操る指の節立ちて真闇の花火いまし弾けむ
平成二十三年七月二十一日
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きりきりと冷えしワインの温むとき弛びて容るるくちなはの舌
平成二十三年七月二十一日
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練習曲の辿々しきをなぞるかに風鈴の音の傾いで揺るる
平成二十三年七月十九日
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