紫苑さん
のうた一覧
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灰いろの水なりし子の影のごと片夕暮れに冬揺らぎ立つ
平成二十三年十一月十一日
10
「の」は多いし直喩だし……ですが...
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知らぬほどよかれと駒鳥の告げをれば君が現実をとほく聞かまし
平成二十三年十一月十日
11
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冬立てば遠火事告ぐるサイレンの心なしかに澄みて聞こゆる
平成二十三年十一月八日
8
「冬立つ」は「春立つ」などに比べ...
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烏羽玉の夜は収束す色なくも美しきこゑは耳に甘かり
平成二十三年十一月六日
10
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ビーカーに満ち来る水の色はあを夜の底にゐて雨音を聞く
平成二十三年十一月六日
9
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娼婦なるかに接吻を拒みをり身を夕映えに撃ち抜かれつつ
平成二十三年十一月六日
10
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白鳥の渡り来してふ友の住む陸奧に地震いまだ止まざり
平成二十三年十一月三日
14
まだ三日にあげず余震があるようで...
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罪負うて限りをゆかな手を零れなほも満ち来る紺青の海
平成二十三年十一月二日
9
本歌: 罪あらば罪ふかくあれ紺...
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まなうらに燃ゆる雛罌粟日に透けるししむら爆ぜて緋に散らまし
平成二十三年十月三十一日
8
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残んの火ひときは明しベテルギウスは遠き奢りの過ちに似て
平成二十三年十月三十一日
12
ベテルギウス……オリオン座の右肩...
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ひとを恋ひ惑へる果てに渡りえぬ川に渡せる夢の浮橋
平成二十三年十月二十八日
24
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ひと恋ふる熾火とも見つ乳頭に朱を点じたるマリアの涙
平成二十三年十月二十五日
6
本歌: マリアの胸にくれなゐの...
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放たるる礫を拾いともに欷くほかなき我は聖母にあらず
平成二十三年十月二十一日
9
重い現実を前にして、話したいこと...
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いくたびの驟雨か澱の流されて地表に映る咎びとのかほ
平成二十三年十月十六日
13
「悪事」の類語を検索したところ「...
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黒白の雲せめぎ合ふ夜明けまへ名残の雨の首すぢに落つ
平成二十三年十月九日
14
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木犀のかをりを愛でつ抵抗の詩をば教へし君をこそ思へ
平成二十三年十月八日
10
かつて金木犀の季節にルイ・アラゴ...
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胸底に祈ぎ事ひとつ秋空の他人ごとにして遠く澄みける
平成二十三年九月二十九日
13
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硝子砂もて描かれし魚の尾のそよぎて涼し花瓶のはだえ
平成二十三年九月二十四日
15
7月に詠んだ歌なのでひどく時期は...
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独りごつかの歌声よぬばたまの闇に残んの人生起ちける
平成二十三年九月二十一日
1
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いきどほる心すべなし。珈琲にどろりと消ゆる泡のごとしも
平成二十三年九月十六日
1
本歌:いきどほる心すべなし。手に...
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