紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
|
|
- 飛ぶ夢をしばらくみない シルル紀の琥珀のうちに蝶はねむりぬ 平成二十五年七月三日 13 芳立さんに倣って、「つむぎごっこ... もっと見る
- 逢ひたしと掠るるこゑにももとせを経りて咲かれぬ沙羅いまし落つ 平成二十五年六月二十七日 16 最近耳にしたTAKAHIROの「... もっと見る
- 紅絹ぎぬの色まさりゆく道の辺に生ぬくれたけのすゑぞかなしき 平成二十五年六月二十一日 10 即詠ですみません。樋口一葉の「た... もっと見る
- 黒南風の日をきはまればあかあかとまなうらを染め花ざくろ落つ 平成二十五年六月二十日 13 漢字と仮名のバランスが悪いです！... もっと見る
- 愛を込め目をうるませたのうさのうさ楊貴妃とう名のみどにあまし 平成二十五年六月十三日 6 芳立さんの出題。 のうさのうさ... もっと見る
- パパゲーナはやぬるびたりだましあふひと夜のふけて語らぬときを 平成二十五年六月三日 5 「チョコレート」と「凛」のどちら... もっと見る
- 蝶の骨とらえる指はあたたかくいま解きはなつ潮の満ちひき 平成二十五年六月三日 6 「頭」と「ひき」のどちらかを用い... もっと見る
- 長針のつと進みをり肩ぐちに頬をあづけてしづもりゐれば 平成二十五年六月三日 5 『本当』と『長』のどちらかを題と... もっと見る
- みちならぬ逢ひそれもまた文化なら つまさきにまさぐる貝ひとつ 平成二十五年五月十日 3 『文化』と『ケーキ』のどちらかを... もっと見る
- おもふさま淫らになれと言ひつのるをとこの憎しさくらあめ降る 平成二十五年四月一日 10 もっと見る
- 灯を映すくらき川面のしんしんと肩いだく手をなくす花冷え 平成二十五年三月二十四日 28 もっと見る
- みごもれるその横顔のふつくらと文読む額にひかりさしける 平成二十五年三月十四日 7 フェルメール「手紙を読む青衣の女... もっと見る
- 自裁する上臈のごと散りゆけるさくらは永遠の証しをしらず 平成二十五年三月十四日 7 本来の漢字「上﨟」（身分の高い女... もっと見る
- 身のうちにかなしき熱を秘めてをり例へば貝の虹いろの洞 平成二十五年三月十三日 14 本当はかな書きにしたいところです... もっと見る
- うしろ手に栖のドアを閉づるときみそかごころの芽ばえはげしき 平成二十五年三月十三日 3 もっと見る
- うつくしき谷間の百合を語りあふ唯物論をうしろ手にして 平成二十五年三月十二日 7 バルザック「谷間の百合」。 もっと見る
- 愛咬や散り敷く梅が香のとほく闇間に冴ゆる糸切歯かな 平成二十五年三月十一日 8 すみません、過去歌ですが自分でも... もっと見る
- フレミングの左手の法則のごと交はらぬ不等辺三角形 平成二十五年三月十一日 3 フレミングの左手の法則。絶対に交... もっと見る
- 歌に生き恋に生きむときめてより自分史は辿らぬとうそぶく 平成二十五年三月十一日 2 プッチーニ「トスカ」。逆説ですね... もっと見る
- 変はりては獣のやうとひとのいふ昼夜わかたぬ密室にゐて 平成二十五年三月七日 3 もっと見る
