紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 必ずや出口あらむと教へらる我が道形のリピート記号 平成二十四年二月九日 3 もっと見る
- 突然の礫を受けし胸そこひ語らぬことの渦巻きはじむ 平成二十四年二月九日 3 もっと見る
- 何ほどの啓示なるらむ開きたるページに染みのひとつありけり 平成二十四年二月九日 8 もっと見る
- 拙かる俳優ならむ我がこゑは天翔らざり円形劇場の底 平成二十四年二月八日 3 もっと見る
- 従く従かぬ造反の芽はふかぶかと痛みを糧に根を伸ばしけり 平成二十四年二月七日 8 もっと見る
- 力点の在処みへざり均衡のとれぬ人生の行き方知れず 平成二十四年二月七日 5 もっと見る
- 静謐の濃きにたゆたへ図書館の一隅に我が聖域のあり 平成二十四年二月六日 17 もっと見る
- いつまでを並みて歩みし階段の表と裏に逆しまの夢 平成二十四年二月五日 7 もっと見る
- かじかめる胸を抱くごと見上ぐれば墨空の果て眉月の照る 平成二十四年二月五日 5 もっと見る
- 身の程を少しく出でし葡萄酒に浸さるる帆に外つ国の風 平成二十四年二月四日 3 「身の程」率の高い歌題ですねｗｗ もっと見る
- 陽の射さぬ深みにありてスプリットタンの棲む木に薔薇ノ花咲ク 平成二十四年二月四日 5 もっと見る
- 時代とふ轍のなかの粒子われ足掻きを無駄と呼ばぬか父よ 平成二十四年二月三日 5 もっと見る
- 熟み割れて崩るるきはの果実こそ孕める種子の狂ほしくあれ 平成二十四年二月三日 5 係り結びが間違っているような気が... もっと見る
- 天鵞絨の匣をまさぐる指のあり今ひとたびの命結ばむ 平成二十四年二月二日 5 もっと見る
- ともすれば黄の薔薇の咲き出づる口に零るる言の葉の毒 平成二十四年一月三十日 5 紫苑は『黄』と『うとうと』のどち... もっと見る
- 蒼穹や波頭きらめくこの海のかなたに刻は液化してゆく 平成二十四年一月二十九日 8 指示代名詞は使わないようにしてい... もっと見る
- 冬篭りこの世の春をまつ原の磯路をわたるかぜの冷たし 平成二十四年一月二十二日 3 冬篭り……「春」にかかる枕詞。本... もっと見る
- 電柱の粗き木肌を黄の灯のぬくめゐるかに闇まさりゆく 平成二十四年一月二十日 5 ＮＨＫ短歌２月号、佐伯裕子さんに... もっと見る
- 拙くもかく生きをりぬ牡丹雪の地に落つるまに消へゆくを見つ 平成二十四年一月二十日 11 もっと見る
- 大伽藍へと残んの音いろ消へゆきて薄暮うつつに祈る手を解く 平成二十四年一月十八日 4 twitterより改詠。順接確定... もっと見る
