紫苑さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
彼岸すぎ塩瀬の帯に笑まひする仏の傍に赤ままの咲く
平成二十四年三月二日
10
もっと見る
皺みたる山査子の実の酸き甘き綯ひ交ぜにしてひそと食みをり
平成二十四年三月二日
9
もっと見る
飾り羽いづくに失せむ転調を忘るる鳥の地に生計せよ
平成二十四年三月一日
3
もっと見る
チェロの溶く乳色のもや流れゆき白鳥の影ゆうらりと立つ
平成二十四年二月二十九日
10
サン・サーンスの「白鳥」を詠む。
もっと見る
憂きに耐へ流浪の民の震へけむ疾くな招きそ知らぬ黄泉路の
平成二十四年二月二十八日
5
シューマンの「流浪の民(Zige...
もっと見る
真夜中にふと目覚むるか唸り上ぐ氷庫の奥に棲みゐるものの
平成二十四年二月二十八日
10
氷庫=冷蔵庫。
もっと見る
曲芸の美しうつしよの混沌に一点うがつ錘の立ちたる
平成二十四年二月二十七日
4
ハンス・コパーの「キュクラデス・...
もっと見る
志はたさぬままに戻りえぬふるさと思ふゆふぐれの空
平成二十四年二月二十五日
19
「故郷(ふるさと)」三番の歌詞を...
もっと見る
いつの間に棘の生れしか鏡に映る覇王樹の訴へを聞く
平成二十四年二月二十四日
2
紫苑は「訴」と「いつ」のどちらか...
もっと見る
亀甲を肌にえがく細紐はくれなゐならむ晴雨のをんな
平成二十四年二月二十三日
5
晴雨=伊藤晴雨。責め絵を得意とし...
もっと見る
日の暮れておのれに向かふ時の欲し茜の空に晩鐘わたる
平成二十四年二月二十三日
3
もっと見る
せはしなき人並みに取り残されぬ夜の渋谷のスクランブルで
平成二十四年二月二十一日
3
もっと見る
雪囲ひせし樹々の絵を添へ来たる御文はつかに雪の匂ひす
平成二十四年二月二十一日
11
もっと見る
緩るかに辿りてしがなふぢ波の思ひもとほる敷島のみち
平成二十四年二月二十日
4
藤波の…「思ひ徘徊り(もとほり)...
もっと見る
安南の花活けのそこ津の国の何を待つらむ見慣れぬ魚は
平成二十四年二月二十日
6
安南=ベトナム。私が実際に持って...
もっと見る
ふるさとを持たざるままに小余綾のいそ路歩めばなど懐かしき
平成二十四年二月十九日
7
小余綾の…「磯」にかかる枕詞。
もっと見る
木犀のかをる夕べに抵抗と自由の詩を読みかへしつつ
平成二十四年二月十九日
7
ルイ・アラゴンの「薔薇と木犀草」...
もっと見る
嬌声の遠ざかりけり過去に思ひ巡らすドライマティーニ
平成二十四年二月十八日
5
もっと見る
生計にはなほ遠くして苦しみも勉強とふを空ごとに聞く
平成二十四年二月十六日
6
もっと見る
さむしろに鎌一丁の陽を受けつ振るふ手の見ゆ白日夢かな
平成二十四年二月十四日
4
2箇所で切ったのはくどかったかな...
もっと見る
[1]
<<
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
>>
[75]