紫苑さん
のうた一覧
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カレンダー繰れば群れ咲くコスモスを渡れる風はわが頬を撫づ
平成二十一年九月一日
9
カレンダーを9月に替えたら、 ...
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プラタナスの枯葉ひとひら纏はれば色なき風に音を恋ひしむ
平成二十一年八月三十日
8
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摘みおきし実を濾し取りてわが衣にそのむらさきのいのちをもらう
平成二十一年八月二十九日
8
摘んでおいた洋種山牛蒡の実を ...
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路地裏にままごとをする子もなくて赤まんまは風にひとり揺れており
平成二十一年八月二十八日
6
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独活三葉山葵筍紫蘇茗荷 ソウルフードへ想い尽きせじ
平成二十一年八月二十六日
5
本歌があります。 三句は取りす...
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屋上に行水名残のプールひとつ干されて日射をかくすわた雲
平成二十一年八月二十六日
5
向いのビルの屋上に干してある ...
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アラクネに紅と藍もて染めし糸を織らせて美しき夕焼けとなす
平成二十一年八月二十五日
6
アラクネはギリシャ神話の機織りの...
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布染むる実を摘まむとて野に入れば丈なす薄われをさまたぐ
平成二十一年八月二十五日
7
久しぶりに草木染めをして みよ...
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うた詠まぬ画家が「秋果」に描きしは檸檬洋梨熟み開く石榴
平成二十一年八月二十一日
7
「画家」は私の大叔父です。 「...
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陽に顔をそむけもせずに並び居てダリアの群れは笑いさざめく
平成二十一年八月二十日
8
ダリアを詠みたいと 思ったとこ...
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かわたれの野に吹く風に目を閉じて音なき音に包まれており
平成二十一年八月二十日
7
軽井沢や清里の早朝は こんな感...
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いつに変わらぬ週明けに夏去ぬと知らせるごとくアキアカネ飛ぶ
平成二十一年八月十七日
6
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ひたすらな蒼にむらさきと乳色を一滴おとす秋のはじまり
平成二十一年八月十三日
9
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我がかたへ迷い来たりしオニヤンマ掌に導きて空へとはなつ
平成二十一年八月七日
6
羽音の大きさに、階段の隅に 迷...
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はつあきの風と光に戯れてあしながばちは舞う生き急ぐごと
平成二十一年八月七日
3
蜂は春の季語だそうですが、 こ...
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やはらかく寄せては返す水の掌はつつめる石をまるく転がす
平成二十一年八月三日
14
たんぽぽすずめさまの歌に。 死...
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八重むぐら茂れる闇につつましき熾火と燃ゆるさるびあの朱
平成二十一年八月三日
6
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自転車に羽を休めし蜻蛉あり飛び立てるまでたたずみて待つ
平成二十一年八月一日
5
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月明く雲の飛びゆく天空を風にあたりてひとりじめする
平成二十一年七月二十九日
4
空のほうが私のまわりを 回って...
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驟雨過ぎ日射しぎらりと戻り来て蝉の声々吾を圧しひしぐ
平成二十一年七月二十九日
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