紫苑さん
のうた一覧
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蝋梅のごとき仙人掌群れ咲きて育てし父の命日巡り来
平成二十一年二月二十四日
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夜なべして原稿書けばついそこに玻璃の衣装のピエロまどろむ
平成二十一年二月二十五日
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降る雨がみぞれに雪に変わる日は空明るめど街しずかなり
平成二十一年二月二十七日
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一月は行く 二月は逃げると言いて過ぐ 去る三月に何をかはせむ
平成二十一年二月二十八日
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怠惰なる春眠覚めよと我が身をば励まし淹れる熱き珈琲
平成二十一年三月十三日
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化粧せず裾折り返し傘さしてとにかく逢いに行くのはクレー
平成二十一年三月十四日
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雨をついても。 会期あと一週間...
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熱風邪に漂うごとき我がからだ温める猫の生の息吹よ
平成二十一年三月十八日
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歴史より学ばぬひとの愚かさよ セイラムの禍をガンビアでまた
平成二十一年三月二十一日
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セイラムは1692年に大規模な ...
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美園とふ名を持つ蘭の蕾より滴る蜜のほのかに甘し
平成二十一年三月二十三日
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シンビジウムの一種で 「ランセ...
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花冷えは灰色の貌と乳色の翼をもちて春を妨ぐ
平成二十一年三月二十八日
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花嵐吹き荒るる夜は樹下に埋けし我が小さき骨からからと鳴れ
平成二十一年四月七日
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蘭名人逝きてのちなお町内のそこ此処にシンビジウム溢るる
平成二十一年四月八日
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喘鳴の胸を抱えて寝もやらず枕に凭りて読書する夜半
平成二十一年四月九日
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桃いろの馬酔木の花のひとふさをグラスに落とし毒に酔わまし
平成二十一年四月十一日
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古本に残る鉛筆の水茎は若き日の師の推敲に似て
平成二十一年四月十五日
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水茎=筆跡。 ネットで買った古...
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いと白きひこうき雲の残像を見送るわれに翼なきなり
平成二十一年四月十六日
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容赦なきいじめの記憶深ければ同窓会通知破りて捨つ
平成二十一年四月十六日
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天翔る夢失いし我が前に乗るひとのなきふらここ揺れる
平成二十一年四月十七日
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惜春の雨後はみどりに 針えんじゅ咲き初め心いとど騒げる
平成二十一年四月二十六日
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さざ波のうえに星座を描きしは宇宙の凝るルーシーのうつわ
平成二十一年四月三十日
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