紫苑さん
のうた一覧
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くやしけり口惜しけりとてこの胸の血潮浴びせるほどの手練なく
平成二十一年九月二十六日
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本当は「くやしかりけり」 なの...
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その思い凝れるままに朱も褪せ幽鬼のごとく立ち枯れにけり
平成二十一年九月二十六日
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夜の更けて詠みえぬものを抱えたり忘れ草とはなりたきものを
平成二十一年九月二十四日
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紫苑の花言葉は 「追憶」だそう...
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紫陽花の一枝咲きたり遅れ来し隅田の花火は寂しかるらむ
平成二十一年九月二十二日
6
昨日、整枝をしていて みつけま...
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あだし野は凝縮したり 曼珠沙華 芒いっぽん籠にいけられ
平成二十一年九月二十二日
5
あだし野は京都の地名ですが、古代...
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語らざる声もありけれ風のおと落ち葉のきいろ消えゆくいのち
平成二十一年九月二十一日
10
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あげて消し直しまた消し潰えたるうたのかけらは屍となりぬ
平成二十一年九月十九日
5
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「愛」てふ名をつけたしと吾に言ふも己が妻にはそを言はざりき
平成二十一年九月十八日
9
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独文を教えおりしが壁崩壊見ぬまま逝きて二十年経ちぬ
平成二十一年九月十六日
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亡父の二十回忌の案内をもらいまし...
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急患のパルスメーター音やみぬ獣医待合みな黙しおり
平成二十一年九月十六日
7
飼いものが多くてしょっちゅう ...
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白日夢おのれの欠片を殺むるに陽の眩しきを理由にせむか
平成二十一年九月十五日
4
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舞い落ちる書類吹雪をかにかくに酷しと思う日のなかりけり
平成二十一年九月十一日
4
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「映画みたい」と感ずるほどの他人ごとと捉えし怖さ我が裡にあり
平成二十一年九月十一日
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その日は夜が遅く、 番組途中の...
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枯れ蓮は永遠のいのちを湛えゐて真水のごとき静冴えかへる
平成二十一年九月十日
6
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砧打つ音ながれゆき夜半すぎて鉄輪と化すを止むるものなく
平成二十一年九月七日
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丑三つ時には釘を打つ音に……。 ...
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褐色のはだえに満ちる陽光に与しえぬ闇に引き裂かれつつ
平成二十一年九月六日
7
サマセット・モームの「月と6ペン...
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若き日に悩みいだきて訪うも俗世を離るつよさまたなく
平成二十一年九月六日
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薔薇いちりん流れに投じ散華せむあずけしこころ海に葬れ
平成二十一年九月四日
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夜半に聴くサラ・ヴォーンに揺らぎゆく思いのありてテーブルに伏す
平成二十一年九月三日
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従わむと決めしその夜いしをもて潰せるたねのひとつありける
平成二十一年九月二日
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