紫苑さん
のうた一覧
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秋の手の空を拭ふさ色うすきどんぐりはらら散り敷ける午後
平成二十二年十月八日
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木犀の雌木と離りし過去を雄木は語らずただ香りけり
平成二十二年十月六日
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金木犀は雌雄異株で、日本にあるの...
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朝まだきほそき口より色を吐き空染めゆくやブルーサルビア
平成二十二年九月二十五日
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「サルビア」の季語は夏だそうです...
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涼風にいろを変へつつもの思ふ夏の形見か小さきあさがほ
平成二十二年九月二十五日
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雨の降った涼しい朝、近所の朝顔が...
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秋雨のひと夜を洗ひし街のうへ六時の鐘は蒼空を渡れる
平成二十二年九月十七日
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吾のさきに立ちたる影のゆくところすだく虫の音ひととき絶えぬ
平成二十二年九月十一日
19
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群れ咲きしつめくさも消え泡立草ひくく傾ぎて秋は来にけり
平成二十二年九月八日
20
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あさゆふにわたる川かぜ秋をはらみ桜わくらばそそ降りやまず
平成二十二年九月五日
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閉ざされし朽葉の翅を掌に掬ひみどり灼かるる野に還しけり
平成二十二年九月二日
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空調に吹き寄せらるる蝶の骨いのちひとつを軽くなりしか
平成二十二年九月二日
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陽を避けて辿り着きしや緑なきロビーの床に蝶一羽死す
平成二十二年九月二日
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蝶は「一匹」か「一頭」では、と心...
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いづくの清流を身ぬちに帯びて炎昼に青条揚羽ひりひりと舞ふ
平成二十二年八月三十一日
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アオスジアゲハは黒い羽に青緑の帯...
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ゆふやけを映す田の面に弓矢たて白さも白し沢瀉の花
平成二十二年八月三十一日
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「弓矢たて」は おもだかや弓矢...
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逝く夏を置き去りにして斜かひの月あかあかと臈たけてをり
平成二十二年八月二十三日
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今夜の月齢は12、ちょっと斜めを...
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たゆたへる熱波は濃ゆし夜半すぎて港はいまだ白く濁れる
平成二十二年八月十九日
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夜中過ぎても空気が何だか白っぽく...
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完徹のまぶたを冷やす朝風にひと刷毛まざるはつ秋のあを
平成二十二年八月八日
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昨夜は仕事で……。 夜明けの風...
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鳥のこゑ空を切り裂き安らはぬ真夜の杜にし月の照り映ゆ
平成二十二年八月四日
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炙らるるままに溶けゆき目を遣れば熱波に歪むキャラメルの町
平成二十二年八月一日
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暑い!! お使いに出てくらっと...
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物すごの夕空の面いろ置きし神の荒ぶる気まぐれを見つ
平成二十二年七月二十日
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「物すごの~」は能「芭蕉」の「あ...
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ひとの手の濁りに染まず梢いだく天上の青なだるるばかり
平成二十二年七月二日
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