紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
|
|
- 思ふどちいざなふ風の行き止まり白日のもと竦む三叉路 平成二十三年七月十六日 10 もっと見る
- 浮かびゐる檸檬の月に黙しつつマルガリータに交はすくちづけ 平成二十三年七月十一日 9 フローズン・ブルー・マルガリータ... もっと見る
- ひさかたの天河原越え忍び逢ふニライカナイにひと夜過ぐさむ 平成二十三年七月七日 15 ティンガーラ＝天の川 ニライカ... もっと見る
- 見上ぐれば雲隔つるも星合のけふ天上の夜は霽れまほし 平成二十三年七月七日 14 もっと見る
- 名にし負はば灯れば消ぬる夏虫を提灯花のひらき迎へよ 平成二十三年六月二十九日 11 夏虫＝蛍、提灯花＝ほたるぶくろ。 もっと見る
- 光昏や精放たるる刹那こそ君にも吾にも一生なりけれ 平成二十三年六月二十七日 13 本歌： 観覧車回れよ回れ想い出... もっと見る
- 行き暮れて想ひほたるの道しるべ汝が笹舟の楫もたぬゆゑ 平成二十三年六月十九日 4 本歌： 由良の門を渡る舟人かぢ... もっと見る
- 袂をば払うて浄き身ならむと思へど袖に雪ふりやまず 平成二十三年六月八日 19 もっと見る
- 鱗にし凝れる肌悪みつつ汝に追ひ縋る慾やみがたき 平成二十三年六月八日 7 もっと見る
- 苦しきは衣打ち据ゑる我が弓手右手に切りたき煩悩の枷 平成二十三年六月八日 11 もっと見る
- 映り込む街明かりごと抱かれて桜木町の海におぼるる 平成二十三年六月四日 3 もっと見る
- オキザリス咲きつる道のいづくにか遇はむと探すひとの影見む 平成二十三年五月二日 10 オキザリスはカタバミによく似た植... もっと見る
- パクス・ショウワニカ脆きを知りて今にあればこのままふたり恋をしようか 平成二十三年四月二十九日 6 昭和の平和。戦後の復興、高度成長... もっと見る
- 現在なれば魂より歌ふ「別れの詩」抱きつ勧めし情人の酷しも 平成二十三年四月二十五日 6 芸事とは酷いものだと二十代の当時... もっと見る
- 描かれぬをのこ知らじなこころなき泉の精に恋あらざらむ 平成二十三年四月二十二日 6 本歌： こころなき泉の精となり... もっと見る
- 漂ふて護摩にはあらぬ香にこたへ身ぬちに盛る春花の乱 平成二十三年四月五日 11 「寄煙恋」という面白い題を本で読... もっと見る
- みほとけよ四温の雨の帳ごしな見そ現世にまよふ男女を 平成二十三年三月八日 11 雨の境内を仏像の側から見た歌を詠... もっと見る
- ゆるゆると絞むるがごときＴＯＫＹＯの高架のもとに荒みゐる無為 平成二十三年三月七日 7 もっと見る
- 身の裡に帯びる刃は不確かで此に在る生も死も視えぬまま 平成二十三年三月七日 7 昨日の続きで二首詠んでみました。 もっと見る
- 朱華さし水面に映ゆる花あせび君よな入れそ我がふる袖に 平成二十三年三月二日 16 本歌： 池水に影さへ見えて咲き... もっと見る
