紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- まなうらにあを深みゆき沈みたる海の底ひにとまる識域 平成二十五年六月六日 10 もっと見る
- 「さうさう」と「いい子だ」は類義やもしれぬ背骨をさぐる指のつめたし 平成二十五年六月六日 2 もっと見る
- 台形に切り取られたるうすあをにけさを逢ひにし黄揚羽およぐ 平成二十五年六月六日 4 もっと見る
- 諳んずる五月の詩よいづくにかヘリオトロープひときはかをる 平成二十五年五月三十一日 8 ５月の最後に、ハイネの有名な詩を... もっと見る
- 病廊を曲がりきれない風のありかけぬことばの錆びてゆく午後 平成二十五年五月二十八日 19 もっと見る
- みそかごと語らひつるかふた花を並むアマリリスくれなゐに燃ゆ 平成二十五年五月二十六日 10 もっと見る
- 夕月のはつかにゑまふ園生にし応へるがごと白薔薇の咲く 平成二十五年五月二十五日 8 もっと見る
- 連なりつらなることばを辞書に見つわすれなぐさの風に似たりき 平成二十五年五月二十一日 9 「辞書」と「似」のふたつともを題... もっと見る
- 亜麻色のヴィオロンの音の歪みきぬきのふの薔薇のげにうつくしき 平成二十五年五月二十一日 6 「愛」と「きのう」のどちらかを用... もっと見る
- 哺乳瓶の転がる暗がりに母を呼ぶ人形のまなこ閉ざさず 平成二十五年五月二十一日 6 『人形』と『瓶』の二つともを題と... もっと見る
- すぎゆきの屍を吸うて咲く花を摘みにしままに編む三十首 平成二十五年五月十六日 12 結社のグループでは比喩を重んじる... もっと見る
- 諍ひも交はすことばもなきままに空心菜のはつかな湿り 平成二十五年五月五日 8 「心」と「湿」のふたつともを題と... もっと見る
- 縊られたマリオネツトは起ちあがるこよひの月は西からのぼる 平成二十五年四月二十八日 8 Twitterで笹公人さんが募集... もっと見る
- 瓶に泣く美女ざくらあり地に伏する芝ざくらありいづれかなしき 平成二十五年四月二十七日 8 本歌：高々と咲く桜あり地に平む芝... もっと見る
- 猫の足もちてゐるらしいつのまに胸ぬちへ入るＭａ ｓｏｌｉｔｕｄｅ（私の孤独） 平成二十五年四月二十四日 14 ツイッター #幸せの絶頂者限定短... もっと見る
- 飾らるるリボン包みのかたはらに暦の窓のみなひらきけり 平成二十五年四月二十一日 12 アドベントカレンダーを詠みました... もっと見る
- なにとなき日を少しづつ侵しゆく唐棣よナガミヒナゲシの群れ 平成二十五年四月二十一日 10 もっと見る
- すりきれた真昼の月に盗み見る少女の今とかつてが溶ける 平成二十五年四月十八日 14 20年後のあなた 仕事にあぶれ行... もっと見る
- 影あまた立ち並びをり朔の夜のマネキン倉庫にまばたきの音 平成二十五年四月九日 12 とても苦手なジャンルですが、明日... もっと見る
- 抱きゐるたまごをたもれ母汝れは飾りておかむ四月のうさぎ 平成二十五年三月三十一日 10 『下記』と『ウサギ』のどちらかを... もっと見る
